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アーヴ・ガッティがマーダー・インクを復活へ、ジャ・ルールも合流

Ja Rule - Everything / Fresh Out Da Pen

ジェイ・Z(Jay-Z)“Can I Get A…”などを手がけたプロデューサーとして名を上げ、特に2000年代前半に入ってジャ・ルール(Ja Rule)とアシャンティ(Ashanti)の2枚看板で大ヒットを連発したレーベル、Murder Inc. Recordsのオーナーとして知られるアーヴ・ガッティ(Irv Gotti)が、このMurder Inc.を復活させることを発表した。

アーヴ・ガッティらによって立ち上げられたMurder Inc. Recordsは、ジャ・ルール、アシャンティ、ロイド(Lloyd)らを抱え、2000年代前半に数々の大ヒットを生んで全米チャートを制覇。一大勢力となったが、2003年に麻薬組織との関わりが疑われて警察が介入調査するなどのトラブルを受けてThe Inc.にレーベル名を一新。しかしこの翌年に脱税容疑で逮捕され、その勢いを失った。それでもジャ・ルール、アシャンティ、ロイドらはリリースを続けたが、2009年にはそれぞれThe Inc.との契約を終了させ、それぞれの道に進み、実質The Inc.は終了することに。アーヴは、長期に渡るマネーロンダリング裁判などの苦境に立たされるも、勝訴を勝ち取り、その過程をリアリティ番組化するなど近年活動を活発化させており、2011年11月にはかつてA&R職も務めたDef Jam Recordingsの社長に自身を推薦するキャンペーンを展開するなど、存在感のアピールに務めている。

そしてそのアーヴがついにかつて栄華を誇ったMurder Inc./The Inc.の復興に本格的に動きだした。まず、2011年6月から服役し、今年晴れて出所したジャ・ルールが、9月に“Fresh Out Da Pen”と“Everthing”の新曲2曲をリリースしたが、この発売レーベルがMurder Inc.となっていることでファンを驚かせた。これと同じタイミングで、アーヴとジャ・ルールのふたりが揃って仲良くラジオにも出演。こうした動きを経て、9月30日にアーヴが、彼が数年前からスタートさせたかったという、Visionaryというエンタテイメント会社を立ち上げたことを発表。この会社は、音楽リリース、アーティスト・マネジメント、TV番組のプロデュースなどを行うとのことで、まずアーヴは、「女性版ジャスティン・ビーバー」と謳う14歳のマディ・ジェーン(Maddi Jane)という新人のマネジメントに取り組むという。さらに彼は、このVisionaryの下でMurder Inc.を復活させると発表。ジャ・ルールがMurder Inc.で活動していくことも示唆しており、ジャ・ルールのリアリティ番組などのTV番組企画を進めているとか。実際に先のシングルは、Murder Inc./Visironaryとして発売されている。

なお、Murder Inc.の歌姫だったアシャンティは、今年8月ジャ・ルールとスタジオに入っていることが明らかになっているほか、6月にはアーヴ・ガッテがプロデュースした“No One Greater”という曲の存在も明らかに。彼女の新作『Braveheart』は度重なる発売延期を続けており、また最近のアシャンティはMurder Inc.やアーヴらに対して肯定的な発言もしており、アシャンティがアーヴのもとに戻る可能性もないとは言えなさそうだ。

“Fresh Out Da Pen”

“Everthing”