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スヌープ、ドレー、キューブからケンドリック・ラマーまで。西海岸ヒップホップの偉人たちを集めた『bmrレガシー』第5弾が発売

bmrレガシー 永遠のウェッサイ

20年にわたってシーンをリードする第一人者、スヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)、ギャングスタ・ラップの基礎の基礎を築いたドクター・ドレー(Dr. Dre)やアイス・キューブ(Ice Cube)など、90年代に一世を風靡し、その後も世界各地で熱狂的な愛好者がいることで知られるアメリカ西海岸のヒップホップ、いわゆる「ウェッサイ」系のアーティストたちのインタビューをまとめた単行本『bmrレガシー 永遠のウェッサイ』が9月28日に発売となった。

これは音楽専門誌『bmr』に掲載されたインタビューを総括する『bmrレガシー』シリーズの最新版。スヌープ・ドッグ、ドクター・ドレー、アイス・キューブを筆頭に、「ボイス・オブ・ウェストコースト」と称された、今は亡きネイト・ドッグ(Nate Dogg)、ロサンゼルスとはひと味違うオークランド名物の「ピンプ・ラップ」を代表するトゥー・ショート(Too $hort)、「DJ」を名乗るわりにキーボードとドラムスの生演奏を得意とし、「ミュージシャンズ・ミュージシャン」として業界内で信頼が厚いDJクイック(DJ Quik)などのインタビューを掲載している。

そして今回は、ウェストコーストのヒップホップ史をまとめた20ページの長文が巻頭に掲載されているのが特徴。ドクター・ドレーが10万円に満たない保釈金を払えなかったことに始まるNWA結成秘話や、西海岸がクルマ社会になった理由、実は「進学校の不良」だったスヌープの過去……等のこぼれ話を散りばめながら、わかりやすくヒストリーを説明している。また巻末には、そんな西海岸ヒップホップ史を飾った最重要アルバム100枚を解説するディスクガイドも掲載。インタビュー部分も、NWAでも初期Death Row Recordsでも「縁の下の力持ち」を務めたDOC、トゥー・ショートの弟子筋ながらも師匠とは一線を画す極悪ギャングスタ路線が強烈なスパイス1(Spice 1)、KONISHIKIのイトコの超重量級サモア系兄弟グループ、ブーヤー・トライブ(Boo-Yaa T.R.I.B.E.)といった、地味ながらも避けて通れないアーティストたちも含まれている。最後は「コンプトンから登場した新世代の語り部」と形容されるケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)で終わる構成で、現在に至るウェッサイの歩みを網羅せんとする意気込みが見て取れる。

この9月に行なわれたヒップホップ・フェス〈Rock The Bells〉で故イージー・E(Easy-E)がホログラムとして“復活”し、喝采を浴びたことからもわかるとおり、根強く支持される「ウェッサイ」。その魅力にあらためて触れることができる書籍と言えるだろう。

【登場アーティスト】
Dr.ドレー
スヌープ・ドッグ
E-40
クーリオ
ネイト・ドッグ
LV
トゥー・ショート
ウェストサイド・コネクション
DOC
ウォーレン・G
フォーサム
MC・エイト
ダズ・ディリンジャー
DJ・クイック
アイス・キューブ
スパイス1
ブーヤー・トライブ
ケンドリック・ラマー
ほか