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カニエ・ウェスト、新作『Yeezus』には続編もある?

Kanye West - Yeezus

6月18日に発売した新作『Yeezus』が、ほぼノンプロモーションといえる状態にもかかわらず今週、英米チャート両方で見事アルバム・チャートを制し、アメリカで今年3番目となるビッグ・セールスとなるなどヒットしている人気ラッパー/プロデューサーのカニエ・ウェスト(Kanye West)。早くも、この『Yeezus』の続編がリリースされる可能性があることをエグゼクティヴ・プロデューサーを務めた大御所リック・ルービン(Rick Rubin)が明かしている。

カニエ・ウェストは、「神であるリック・ルービンのところに行ったのはよかった。彼に聴いてもらい、質問し、このプロジェクトに参加してもらったことでまったく新たなレベルに到達できた。彼は最後に素晴らしい決断もいくつもしてくれた」と、この新作『Yeezus』を完成させるにあたって助力を仰ぎ、エグゼクティヴ・プロデューサーの任を依頼したのがリック・ルービン。Def Jam Recordingsの創設者のひとりで、ヒップホップをメジャー・シーンに押し上げた立役者であり、また数々の有名ロック・バンドのプロデュースも手がけた大御所プロデューサーだ。そのリック・ルービンが米Newsweek紙のインタビューの中で、カニエの新作について詳しく言及。『Yeezus』に関わるようになったのは、つかの間の休暇を取っていたリック・ルービンのところにカニエがアルバムを聴いてほしいと電話し、マリブまでカニエが駆けつけたことがきっかけだったという。「当初は、カニエはアルバムに16曲入れようと考えていた。でも最初の日、まだアルバム制作に関わるよう依頼される前の時点で俺は『もっと簡潔にすべきだろう。これならアルバム2枚でもいいかもしれない。まずこれが1作目とか』と提案したんだ。それが俺が最初に浮かんだことだったんだよ。それでカニエは、『こういうことを訊くためにここに来たんだ! 10曲にしよう!』って言った」と説明。取材者から、「では、別の『Yeezus』ができる可能性がある?」と訊ねられると、「ありうる」と答えており、続編がリリースされる可能性を示唆した。

またリック・ルービンは、最初に聴かされたものは合計で3時間半ほどもあり、「とにかく曲が多すぎて、どんな方向にも持っていける状態だった」とコメント。「最初の印象はぐちゃぐちゃで、焦点もないし、彼のボーカルもほとんどなかった。だから来年リリースするものだと思ったんだよ。だけどカニエは、『5週間以内に出す予定だ』って、まるで何の問題もないって自信満々の顔だったね」と振り返り、それからカニエとは1日15時間、およそ15日間から16日間にわたって休みなく一気に完成させたとか。「エッジーで、ミニマルで、ハードなものにしようというアイディアはカニエの発案。俺が『この曲を手直ししていいか?』と言うと、カニエは『もちろんかまわないが、音は足さないでくれ。音を減らす方向で』ってね。ミニマリズムについてかなり話し合ったよ」と明かしている。

カニエ・ウェストの『Yeezus』は初週およそ32万7000枚を売り上げ、J・コール(J. Cole)の新作『Born Sinner』とはおよそ3万枚差で全米チャート初登場1位を獲得。なお来週は、およそ15万枚のセールスが見込まれているワーレイ(Wale)の新作『The Gifted』が初登場1位になると予測されており、J・コール『Born Sinner』はおよそ9万枚、カニエ『Yeezus』がおよそ7万枚で逆転すると見られている。