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クリス・ブラウンがサンプリングしたアリーヤ未発表曲はファンのための曲だった

Chris Brown Aaliyah

7月16日にニュー・アルバム『X』のリリースを予定しているR&Bスターのクリス・ブラウン(Chris Brown)が、この新作から故アリーヤ(Aaliyah)の「未発表のボーカル」を使用した新曲“Don’t Think They Know”を発表したが、この曲のオリジナルは、アリーヤが生前、ファンのために制作していた楽曲だったという。

2001年8月25日、飛行機事故のために22歳の若さでこの世を去った孤高の歌姫アリーヤの歌声をフィーチャーしたクリス・ブラウンの新曲“Don’t Think They Know”は、ジョン・B(Jon B.)が1998年に放ったヒット曲“They Don’t Know”を引用していると同時に、アリーヤの歌声との疑似デュエットを聞かせている。しかし、「未発表のボーカル」と事前に説明されていたが、この曲は、アリーヤの楽曲を多く手がけた故スタティック(Stephen “Static” Garrett)が在籍するコーラス・グループ、プレイヤ(Playa)のメンバーであるデジタル・ブラック(Digital Black)が2005年に自主リリースしたソロ・デビュー作『Memoirs Of A R&B Thug』に収録されていた“Don’t Think They Know”でのアリーヤの歌声を使用したもの。熱心なアリーヤ・ファンの間では以前から知られた曲だった。アリーヤの死からおよそ12年、改めてこの曲が脚光を浴びたことについて、デジタル・ブラックがYouKnowIGotSoulのインタビューの中で語っている。

デジタル・ブラックのアルバムでfeaturing アリーヤとして発表された元の“Don’t Think They Know”は、J・ダブ(J-Dub)がプロデュースし、ブラックがソングライティングを務めた曲。この曲が生まれた経緯についてブラックは、「アリーヤが映画『クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア』の撮影をしていた時に、J・ダブから送られてオーストラリアで受け取ったトラックだった。この曲は、特にファンのための曲にしようとした中の1曲でね。というのも、アリーヤは本当にファンを大事にしていたから。ファンへのお返しになる曲にしたんだ。でも、LAに戻ったときにレコーディングをしたんだけど、すでに(アリーヤの)アルバムのミックスやマスタリングが終わった後だったから、プレイヤのアルバム用にと考えていた曲だった」と説明。クリス・ブラウンがこの曲を使ったことについては、「嬉しいよ。光栄だと思ってる。スタティックと俺は多くの曲をレコーディングしたけど、どれだけ世に出ていない曲があることか。だからこの曲を選んでもらえて光栄だ」「これは、プレイヤのサウンドがいまも通用するという証明でもある。俺たちはちゃんと評価されてこなかったグループだと常々思っていたけれど。あの種が木に成長するまでどれほどの時間がかかったか、君たちには分からないだろう。しかし、木に成長すれば、その木は実を生む。神の恵みだね」と述べ、クリス・ブラウンのバージョンも気に入っていると語った。

また、ドレイク(Drake)主導で制作されることが昨年夏に発表されたアリーヤ未発表曲集のプロジェクトについては、「どちらの気持ちも理解できるから、関わらないようにしている」と距離を置いているとコメントしている。なお、2008年にスタティックも亡くなり、プレイヤとしての活動は休止しているデジタル・ブラックは、今後の活動予定について、現在は18歳になる息子のリッキー・B(Ricky B)のプロジェクトに取り組んでいると答えている。

Chris Brown ft. Aaliyah – Don’t Think They Know

Digital Black ft. Aaliyah – Don’t Think They Know (audio)