bmr

bmr>NEWS>カニエ・ウェスト新作、今年3番目の初動セールスを記録

NEWS

カニエ・ウェスト新作、今年3番目の初動セールスを記録

Kanye West - Yeezus

6月18日のアルバム発売日までシングル・カットは一切なし、ほとんどメディア露出もなく、公表される前情報も限られるなど「ノン・プロモーション」でのリリースで注目を集めるカニエ・ウェスト(Kanye West)の新作『Yeezus』が、英米チャート両方で見事アルバム・チャートを制し、またアメリカで今年3番目となるビッグ・セールスを記録していることが分かった。

人気ラッパー/プロデューサーのカニエは、この新作『Yeezus』について「今回のアルバムについては、ラジオ局にシングルを提供することもないし、大きなキャンペーンも張らない。アルバム・カバーすらない。ただリアルな音楽を作ったのみだ」と以前から語っており、実際に事前に音源や情報の公開はほとんど無く、CDにはサンプリング・クレジットの載った透明のシールと、ケースを閉じるシールが貼られているのみ。iTunesでのプレオーダーも、一瞬だけ受け付けた状態はあったものの削除された。しかし、やはり注目の大作として常に脚光を浴び、ダフト・パンク(Daft Punk)やリック・ルービン(Rick Rubin)らの参加が明らかになったことで一層の注目を集め、また発売直前に音源が流出した効果もあってか、セールスの勢いは上々。イギリスで、2007年発売の『Graduation』以来、6年ぶりのアルバム・チャート1位を獲得したのに続き、アメリカでも初登場で全米チャート1位を制した。ジェイ・Z(Jay-Z)とのコラボレーション・アルバム『Watch The Throne』を含めて、2005年の2ndアルバム『Late Registration』から6作連続での1位獲得となった。気になるセールスだが、発売前に一部で「50万はいくのでは」との推測も出されていたが、最終的にはおよそ32万7000枚を売り上げ、ジャスティン・ティンバーレイク(Justin TImberlake)『The 20/20 Experience』のおよそ96万8000枚、ダフト・パンク『Random Access Memories』のおよそ33万9000枚に次ぐ、今年3番目の初動セールスとなっている。

なお、6月18日はカニエ・ウェスト『Yeezus』との「同日対決」も注目されたが、J・コール(J. Cole)の新作『Born Sinner』はイギリスで自身初のトップ10入りとなる初登場7位に。アメリカでは、HitsDailyDoubleによれば29万枚7922枚と、カニエと数万枚差で初登場2位という結果になった。元々は6月25日発売予定だったものの、カニエと同日発売になるのを避けたと思われたくないと、あえて18日発売に繰り上げていただけに非常に惜しい結果と言えそうだが、J・コールは「アルバムを買ってくれた皆に感謝している、ありがとう」と穏やかなツイートをしている。また、マック・ミラー(Mac Miller)の新作『Watching Movies With The Sound Off』はおよそ10万枚のセールスで全米チャート初登場3位(英チャート初登場56位)、ケリー・ローランド(Kelly Rowland)の新作『Talk A Good Game』はおよそ6万5000枚のセールスで初登場4位(英チャート初登場80位)になったとのこと。