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全米レコード協会がデジタル・ストリーミングもゴールド/プラチナ認定の対象に

RIAA

今年2月にも、アメリカの音楽チャートの権威である米BillboardチャートがYouTubeなどの再生回数をシングル総合チャートのHot 100などに反映させるように方針を変更させたが、それに続いて全米レコード協会もRhapsody、Spotify、Xbox Musicといった音楽ストリーミング・サービスや、VEVO、YouTubeなどの再生回数を認定対象にすることを発表した。

RIAA (Recording Industry Association of America)、いわゆる全米レコード協会は、レコード会社やディストリビューターが加盟するアメリカの業界団体で、特に売り上げ枚数にたいしてシルバー、ゴールド、プラティナムといった「認定」をすることでよく知られる。アメリカでは、10万枚でシルバー・レコード、50万枚でゴールド・レコード、100万枚でプラチナ・レコードといった具合に認定を受け、RIAAからこうした認定を受けることは栄誉となっている。

2004年からは、iTunes Storeなどのデジタル・セールスについても認定を行うようになったが、RIAAは新たにデジタル・ストリーミングについても認定の対象にすることを5月9日、発表した。具体的には、Rdio、Rhapsody、Spotify、Xbox Music、MTV.com、VEVO、Yahoo! Music、YouTubeなどでの再生回数が対象になる。RIAA会長は、「音楽ストリーミングについてゴールド、プラチナ認定を新たに行うことは、音楽業界が継続的に進化していることを示しています。多数のデジタル・サービス・パートナーたちによって、これまでになく、音楽ファンたちが音楽にアクセスできる機会を用意できています。この認定によって、商業的に成功をしているアーティストがより認識されるようになるだろうと、我々は期待しています」とコメントしている。

このデジタル・ストリーミングを対象とした認定のスタートにより、11組のアーティストが初の認定を受けたとのこと。ゴールド認定に、エミリー・サンデー(Emeli Sande)“Next To Me”、ラナ・デル・レイ(Lana Del Rey)“Video Games”、ザ・ウィーケンド(The Weeknd)“Wicked Games”、ウィーシーン&ヤンデル(Wisin & Yandel)とジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)の“Follow The Leader”などが選ばれ、プラチナ認定にはロビン・シック(Robin Thicke)“Lost Without U”やエアロスミス(Aerosmith)の“I Don’t Want To Miss A Thing”など、また2マルチ・プラチナ認定(200万以上)に故ホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)の“I Will Always Love You”が選ばれたという。また、デジタル・ストリーミングとデジタル・ダウンロードを組み合わせたことで、ゴールドが11曲、プラチナが18曲、マルチ・プラチナが27曲、新たに認定されたとのこと。

BillboardやRIAAのこうした方針変更は、音楽を聴く環境における実情をなるべく反映させるための試みとされている。