bmr

bmr>NEWS>ソニー、ビヨンセのアルバム音源を流出させたとしてスウェーデン人男性を訴える

NEWS

ソニー、ビヨンセのアルバム音源を流出させたとしてスウェーデン人男性を訴える

Beyonce - 4

ニュー・アルバムの制作が報じられているビヨンセ(Beyonce)だが、2011年にリリースした前作『4』が発売のおよそ2週間前に全アルバム音源が流出した事件について、Sony Music Entertainmentが23万3000ドル(およそ2,200万円)の損害賠償を求める訴訟を起こしていることが明らかになった。

ビヨンセが2011年6月にリリースした前作『4』は、発売日のおよそ2週間前となる6月8日頃にアルバム音源がインターネット上に流出。ビヨンセは当時、Facebookで曲を耳にしたファンからの良い反応に感謝しつつも、「これは自分が望んだ形での発表ではない」としてリークへの不満を綴っていた。『4』は内容を変更せず、予定どおりに発売され、アメリカでは初週でおよそ31万枚のセールスを記録、ビヨンセが所属するColumbia Records(SME傘下)の会長も「数字には満足している」とコメントした。

しかし、当時会長が「このような流出は二度とあってはならない」と語っていたように、リーク事件の捜査は進められていたようだ。SMEは、スウェーデンのヨーテボリ市に住む47歳の男性をファイル共有サービスに流出させた犯人として提訴。この男性は音楽業界関係者だという。SME側は、発売前の音源流出がもっとも損害が大きいと主張。マーケティングや売り上げなどにとどまらず、ビヨンセとの信頼関係にたいしても損害を与えたとし、およそ23万3000ドルの賠償金を求めているとのこと。しかし、ファイル共有サービスで流出したことでどれだけの損害が実際にあったか計算するのは難しく、賠償金額について疑問を呈す声もある。なお今年1月には、Sonyのサーバーをハッキングしてマイケル・ジャクソンの未発表音源を含め7000曲もの音源を不正に入手した英国人ふたりに対し、1年間の執行猶予付きで懲役6ヵ月、100時間の社会奉仕を命じる判決が下っている。

スウェーデンでは、BitTorrentにおける世界最大のサイト「Pirate Bay」などが生まれており、2005年にはネットを通じて映画や音楽などの著作権物を違法とする法律を制定するも、一方で合法化を目指す政党が生まれるなどしている。