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ビルボード・チャートがYouTubeの再生回数も集計対象に——あの話題曲が全米1位に初登場!

Baauer - Harlem Shake

音楽チャートにおける権威のひとつといえる米Billboard誌によるBillboardチャート。近年は特に、音楽業界の構造変化や音楽との関わり方の変化などを受けて、チャート・ポリシーを変更したり新たなチャートを作ったりと時代の変化への対応策が都度打たれているが、新たにYouTubeの再生回数を、いわゆる「全米チャート」であるシングル総合チャートのHot 100などに反映させることを発表。“今もっとも話題の曲”が初登場1位となった。

Billboardと調査会社のニールセンは20日、一部チャート・ポリシーの改定を発表。シングル総合チャートであるBillboard Hot 100や、これを元にしたチャートの集計対象にYouTubeが追加される。これまでHot 100は、ラジオ・エアプレイ数や、デジタル・ダウンロードも含めたセールス数はもちろんのこと、Spotifyなどの音楽ストリーミング・サービスでの再生回数をニールセンが調査し、集計した結果による総合ランキング・チャートだったが、ここに新たにYouTubeのビデオ再生回数も集計対象に加わる。世界4大メジャー・レーベルによるサービス「VEVO」などの公式チャンネルに加え、ユーザーによって作られたビデオ・クリップなどもカウントされるという。このHot 100を元に「ジャンル」で分けられている、Hot R&B/Hip-Hop Songs、R&B Songs、Rap Songs、1月に新設されたばかりのDance/Electronic Songsなども同様となる。

この新方針により今週のHot 100は、ブルックリンの新鋭プロデューサー、バウアー(Baauer)の“Harlem Shake”が初登場1位になる結果に。“Harlem Shake”は、すでにインターネット上やクラブなどで大旋風を巻き起こしているダンス・トラック。エレクトロとサウス・ヒップホップを織り交ぜ昨今盛り上がっている「エレクトロ・トラップ」の人気曲だが、元々は昨年リリースされたもの。しかし今年に入って、この曲で踊りだす人たちの「30秒ビデオ」が話題を呼びはじめ、世界中でさまざまな「“Harlem Shake”で踊る人たち」のビデオが登場。これは、“Harlem Shake”をBGMに最初はひとりが踊っているものの、15秒後に突然カットが代わり、その場にいる全員が狂ったように踊りだす、という構成を30秒で作るもので、Intelなどの企業による「踊ってみた」ビデオも生まれるなど一気に世界レベルの流行曲に。ニールセンの調査によればそうしたビデオも含めた結果、1週間で1億回以上が再生されたとか。まさに、“今もっとも話題の曲”が1位ということになった。なお、Hot 100史上、初登場1位は歴代21曲目にあたるとのこと。