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ホイットニーやアリシアを送りだしたクライヴ・デイヴィス、自著でカミングアウト

Clive Davis - The Soundtrack Of My Life

ジャニス・ジョプリン(Janis Joplin)からマイルス・デイヴィス(Miles Davis)に至るまで数多くの大物アーティストと関わり、ホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)やアリシア・キーズ(Alicia Keys)など数々の才能を世に送りだした音楽業界の大御所中の大御所、クライヴ・デイヴィス(Clive Davis)が、今月19日に発売した自著『The Soundtrack Of My Life』の中で、バイセクシャルであることを告白している。

1974年にArista Recordsを創設、アレサ・フランクリン(Aretha Franklin)など数々のアーティストと契約したほか、ホイットニー・ヒューストンを見いだしデビューさせ、その最期まで彼女を支え続けたことで知られるクライヴ・デイヴィス。2000年にはJ Recordsを立ち上げてアリシア・キーズやジェニファー・ハドソン(Jennifer Hudson)らをデビューさせた重鎮が、自叙伝『The Soundtrack Of My Life』を19日に発売した。

ポップ・ミュージックの歴史を長年輝かしく彩ってきた彼は、1975年に出版した『Clive: Inside the Record Business』以来初めての本となるこの本の中で、10代で両親共になくし孤児となった高校時代から、奨学金制度を使って進学し、音楽業界の重鎮になるまでの半生を振り返っており、横領の疑いをかけられた過去や、自身のレーベル立ち上げの話など、その半生を振り返っている。別人が歌っていたことでグラミーを剥奪されたミリ・ヴァニリ(Milli Vanilli)について「私が念入りな計画を立てたとみんなが思っているようだが」本人は知らされておらず、事実を知って驚いたことなど、音楽ビジネスにおけるさまざまなエピソードも明かしており、中でもデビュー以来ずっと支え続けたホイットニー・ヒューストンについては丸々1章を費やしている。

さらにこの本の最後の章では、初めて自身のセクシャリティについて言及。2度の離婚を経験している彼は、伝説のディスコ「Studio 54」の時代に初めて男性と関係を持ち、ようやく解放された心持ちになったことや、その後も自身の性に悩みながら「自分のソウルを探し、自分を分析する」時期を過ごしていたこと、女性ふたり、男性ひとりの3人と同時に交際していた過去などを赤裸々に告白しているという。また、現在は男性と交際中で、息子たちにはすでにカミングアウトをしているものの、親子関係に影響を及ぼしていることなども率直に綴っている。

なおクライヴ・デイヴィスは、アレサ・フランクリンと久々にタッグを組むことを昨年3月に発表し、彼女の新作に携わっているほか、レコーディングの始まったジェニファー・ハドソンの新作にも関わるなど、変わらずその辣腕ぶりを発揮している。