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リル・キムに有罪判決。最大で20年の懲役刑の可能性も。

最終弁論から2日経った17日、NYマンハッタン裁判所で判決公判が行われ、リル・キム(Lil Kim/本名Kimberly Jones)に2001年にラジオ局Hot 97の外で起こった銃撃事件に関する偽証罪と共謀罪で、有罪判決および懲役20年が言い渡された。

判決文によるとリル・キムは、2001年に起きた銃撃事件において加害者としてすでに有罪が確定している元マネージャーのDamion ButlerとボディガードのSuif Jacksonをかばい、彼らは現場に居なかったと当局に証言。しかし、ジュニア・マフィアのメンバーのバンガー(Banger)とリル・シーズ(Lil’ Cease)、カポーンらの証言や、監視カメラの映像などを基に、彼女が嘘の証言をしたという結論に至ったのだという。

また同じく偽証罪などに問われていた彼女の付き人Monique Dopwellも偽証罪、共謀罪、司法妨害で有罪となっている。

判決文が読まれると、彼女の関係者の中には涙を流す者もいたという。リル・キム本人は最後に何か言いたいことはあるかと問われると黙って首を横に振り、「ノー」というジェスチャーをしただけであった。

裁判では一貫として罪を否認してきたリル・キム。彼女の弁護団も、事件後に彼女の家にたかるなどしたためバンガー、リル・シーズらとは疎遠になっていたことに加え、問題のButlerに至っては仕事中に騒ぎを起こしたことから絶縁状態であったため、彼女が彼にとって有利な証言をする必要はなかったと主張。しかし連邦検察官のCathy Seibelは「虚偽の証言が彼女の知性に傷をつけるだけではなく、司法過程にとっても屈辱的なものとなった。発砲したButlerとJacksonの存在に気づかなかったとすれば、彼女が自分の友人だけを見えなくする魔法のサングラスをかけていたと言わざるをえない」と陪審員たちに強く有罪をアピールしていた。

今回、司法妨害での罪が取り下げられ刑期は短縮されたものの、偽証罪で5年間の服役を3度、共謀罪で5年間の合計20年の懲役刑が科される可能性がある。しかし彼女の場合は何万ドルという罰金を支払うことで、服役しても5年未満になると予想する専門家もいるという。正式な判決は6月24日に出る予定だ。(m)