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賛否両論のリトル・ブラザー”Minstrel Show”にバン・Bがコメント。

アンダーグラウンド・サウンドをメジャーでアピールして注目を集め、日本盤もついにリリースされたリトル・ブラザー(Little Brother)の最新作"The Minstrel Show"。ステレオタイプを演じることの危険性を指摘した同作の評価は、アフリカン・アメリカンに大しても自己批判的な要素を含むだけに各方面で賛否両輪だったわけだが、AllHipHop.comによると、サウスシーンの先駆者、バンB(Bun B)とリトル・ブラザーのトラックメイカーナインス・ワンダー(9th Wonder)との間でこんなやり取りがあった模様。

最近AllHipHop.comがバンBに対して行ったインタビューで、「一体彼らはあのアルバムで誰への皮肉をこめているのか教えてほしいね。彼らが表現したいことはわかるが、理解できない人も多いのさ。個人的には彼らも、彼らのやってる音楽も好きだし、今のダウンサウスシーンのアーティストがやらないような音楽を彼らはやっているっていうのも知ってる。だが、(斬新だからといって)みんなが認めてくれるわけじゃないんだよ」と忠告。このコメントを受けて、後日ナインス・ワンダーは「彼の言ってることは正しいね。みんながみんな、俺たちのアルバムでやってることを理解してくれるわけじゃないから。色んな受け取り方があって、俺たちが今出てる音楽をつまらないと思ってるって言う人もいれば、(特定のアーティストなどを)名指しで非難できないだけだろうっていう人もいるもいるだろうね。でも(俺たちの音楽は)ある特定の音楽を攻撃しているわけじゃないよ。ただみんなに自分らしくいること、テレビでやってるようなことを真似するだけにならないようにってことを伝えたいだけ」と語った。

「(歴史的に黒人差別の象徴的意味も持つ)『ミンストレル・ショウ』って確かに微妙な話題だよな。でも俺はショウみたいな興奮を作れたらいいなと思って。もしアルバムが『I’ve Got 2 Million Guns In My Trunk(トランクに200万丁の銃が入ってます)』っていうタイトルだったとしたら、こんな話になったか。答えはノーだ」と続けたナインス・ワンダーは、一方でバンBとピンプC(PIMP C)による伝説的グループ、UGK(Underground Kingz)のファンであるとも語ったとのこと。「単にグッドミュージックを作ろうしてるんだ。長ったらしい方程式を使う数学をどうこうしたいわけじゃない。ただのラップなのさ。気に入ってくれる人もいる、もちろんそうじゃない人もいる」

そのナインス・ワンダーは年明けにソロアルバム"Dream Merchant"を発表する予定で、モス・デフ(Mos Def)、ジーン・グレー(Jean Grae)、メンフィス・ブリーク(Memphis Bleek)、サイゴン(Saigon)らが参加しているという。これが同タイトルのシリーズがリリースされているミックステープアルバムになるのか、それとも完全な新録作品となるのか詳細はまだ不明。(m)