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[ヒップホップ生誕の地として知られる建物の転売が確定。]

ヒップホップのゴッドファーザーと知られるクール・ハーク(Kool ‘DJ’ Herc)が、その革新的なDJスタイルを披露した「ヒップホップ生誕の地」として知られる建物がまもなく転売されることになった。

米ニューヨーク市ブロンクスのSedgwick Avenue 1520番地にあるアパートが不動産業者に転売されることが決まった。このアパートは1970年代にクール・ハークが住んでいた建物で、そのなかのリクリエーションルームで行われたパーティがヒップホップの起源として知られている。

この建物は土地所有者の未払い金を精算するために不動産業者への転売が計画されていたが、現在の入居者やヒップホップ生誕の地を保存したいと願う人々がこれに反対。ニューヨーク州最高裁判所に転売の阻止を訴え出ていたもの。しかし9月26日、訴えは却下され、転売が認められた。不動産業者はこの建物を取り壊し、新たな集合住宅を建設予定とのこと。

クール・ハークはこの建物で行われたパーティで、楽曲の一部分を繰り返しプレイするというDJスタイルをスタート。これが当時流行していたエアロゾールアートや新たなダンス、Bボーイングに結びつき、大きなムーブメントとなった。このDJスタイルから後にラップが派生、既存の音楽を再構築するヒップホップカルチャーの起源となったことが知られている。