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マライア・キャリー「恋人たちのクリスマス」が全米トップ3入り 発売から24年で

Mariah Carey - Merry Christmas

音楽ストリーミング・サービスの隆盛により、相性のいいジャンルであるヒップホップがチャートを席巻するようになったが、ストリーミング・サービス人気はチャートに新たな様相をもたらした。マライア・キャリー(Mariah Carey)が1994年に発表したクリスマスの定番曲“All I Want For Christmas Is You”を筆頭に、最新の1月5日付チャートでは、往年のクリスマス・クラシックが席巻している状態だ。

世界の歌姫マライア・キャリーの“All I Want For Christmas Is You”(邦題「恋人たちのクリスマス」)は、1994年に発表したクリスマス・アルバム『Merry Christmas』に収録された曲。特に日本ではTVドラマの主題歌にも使われたこともあって日本だけで100万枚を突破する大ヒットを記録した人気曲だが、1994年の発売当時はアメリカではシングルカットされておらず、当時の規定により、全米シングル総合チャートにはランクインできなかった。

しかし、音楽ストリーミング・サービスの隆盛により、“All I Want For Christmas Is You”は近年、クリスマスの時期になると度々チャートに再浮上。2017年12月30日付の全米シングル・チャートで9位まで上昇し、この曲は発売から23年経って初めて、全米シングル総合チャートでトップ10入りを果たした。

音楽ストリーミング・サービスが右肩上がりで成長していることもあり、2018年はこのクリスマスの名曲がさらなる反響を呼んでいる。2018年12月1日付の全米シングル総合チャートで29位に再登場したのを皮切りにチャートを上昇し始めたマライア・キャリー“All I Want For Christmas Is You”は、12月22日付チャートでは6位まで上昇。そしてクリスマスイブとなる12月24日には、音楽ストリーミング・サービス最大手のSpotifyでは世界で1080万回以上も再生され、Spotifyにおける24時間での再生回数で世界新記録を樹立

そしてマライア・キャリーの“All I Want For Christmas Is You”は、クリスマスを含む12月21日~27日が集計対象となる1月5日付の最新全米シングル総合チャートで3位まで上昇。米ストリーミング・ソング・チャートでは1位を獲得した。これにより“All I Want For Christmas Is You”は、発売から24年経って初のトップ3入りを果たしたことになる。また、1958年に1位を獲得した“The Chipmunk Song”以来、およそ60年ぶりにトップ5入りしたクリスマスソング(史上2曲目)となった。

こうした“クリスマス効果”はアルバムも同様で、“All I Want For Christmas Is You”を収録するマライア・キャリーの94年作『Merry Christmas』は、1月5日付の最新全米アルバム総合チャートで、前週14位から8位へとジャンプアップ。『Merry Christmas』がトップ10入りするのは、実に24年ぶりのこと。同作は、1994年12月17日付チャートで最高3位をマークし、1995年1月7日付チャートまでトップ10内をキープしていた。

また“クリスマス効果”は、「恋人たちのクリスマス」だけのものではない。先週発表された2018年12月29日付の全米シングル総合チャートにおいても、クリスマスの名曲が軒並み浮上を見せ、トップ20を6曲、トップ40を12曲のクリスマス・クラシックが占有。そのほとんどが1940年代~60年代に発表されたものだった。

そして今週発表された1月5日付の最新全米シングル総合チャートでは、ボビー・ヘルムスが57年に発表した“Jingle Bell Rock”が8位に、ブレンダ・リーが58年に発表した“Rockin’ Around The Christmas Tree”が9位に、バール・アイヴスが64年に発表した“A Holly Jolly Christmas”が10位に浮上し、トップ10のうち4曲が、発売から20年以上が経過したクリスマス・ソングで占められることに。トップ20には8曲、トップ40には16曲、クリスマス名曲がランクインした。

全米アルバム総合チャートにおいても、マイケル・ブーブレの2011年作『Christmas』が前週4位から今週3位に、ナット・キング・コールの63年作『The Christmas Song』(60年に発表された『The Magic Of Christmas』の改訂版)が前週15位から今週7位になり、トップ10にクリスマス・アルバムが3作ランクイン。トップ20には7作がランクインしており、ストリーミング・サービスがもたらす新たな側面が先週以上に明確にチャートに現れた形となった。

1月5日付の全米シングル総合チャート トップ10:
1.(→) Ariana Grande – thank you, next
2.(→) Halsey – Without Me
3.(↑7) Mariah Carey - “All I Want For Christmas Is You
4.(↓3) Travis Scott ft. Drake – SICKO MODE
5.(↓4) Post Malone & Swae Lee – Sunflower (Spider-Man: Into The Spider-Verse)
6.(→) Panic! At The Disco – High Hopes
7.(↓5) Marshmello & Bastille - Happier
8.(↑13) Bobby Helms – “Jingle Bell Rock”
9.(↑11) Brenda Lee – “Rockin’ Around The Christmas Tree”
10.(↑12) Burl Ives – “A Holly Jolly Christmas”