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ジェイ・Z、カーディ・Bにドレイクも参加 ミーク・ミルが新作を発表 [全曲フル試聴可]

Meek Mill - Championships

これまで発表したオリジナル・スタジオ・アルバムはいずれも全米アルバム総合チャートでトップ3入りするなど人気のラッパー、ミーク・ミル(Meek Mill)が、およそ1年ぶりのニュー・アルバム『Championships』を11月30日に発表した。

リック・ロス率いるMaybach Music Groupの看板ラッパーとして人気を誇るミーク・ミルだが、昨年11月、度重なる保護観察違反について有罪となり、2~4年の懲役を命じられ、収監。しかし保護観察官と州検察官のいずれも懲役の必要性無しと言っているにも拘わらず、担当裁判官が実刑判決を出したことが疑問視された。この担当裁判官は、ミーク・ミルに個人的に接触し、自身の友人とマネジメント契約を結ぶよう要求するなどの「プロフェッショナルとしての一線を越え」る行動があったと報じられており、担当裁判官が故意に保護観察期間を延ばし、実刑判決を下したことについて、弁護側はこうした“要求”を断ったミーク・ミルに対する“報復”措置だと主張。これにはペンシルバニア州知事を始めとして多くの著名人が批判の声を上げた。担当裁判官は保釈請求を幾度も却下したが、今年3月になって、検事長や州知事の働きかけにより事態が変化。最終的に検事長がペンシルベニア州最高裁判所へ申し立てを行い、これを受けて最高裁が保釈を命じたことにより、4月24日についに保釈された。

活動を再開したミーク・ミルは、今年7月には全4曲のEP『Legends Of The Summer』を発表。EP発表に先駆けて、6月に米BETで放送された〈BET Awards〉での復活パフォーマンスでは、司法システムに対する問題提起から、警察による行き過ぎた暴力、銃社会の問題といったアメリカにおける社会問題を語る“Stay Woke”を披露したことで話題となったほか、EPからは数々のヒットを放った人気R&Bシンガーのジェレマイ(Jeremih)と、ミーク・ミルとは同じフィラデルフィア出身となる若手シンガー/ラッパーのピーエンビー・ロック(PnB Rock)の2名がゲスト参加した“Dangerous”が全米シングル総合チャートで31位まで上昇するヒットとなった。

また今年9月には、過去に舌戦を繰り広げたドレイク(Drake)のボストン公演にミーク・ミルが姿を現し、和解を大々的に打ち出したことも話題に。そして今年11月上旬になってミーク・ミルは、昨年7月に発表した『Wins & Losses』以来のニュー・アルバムを11月中にリリースすると予告。そのおよそ1週間後には、新作のタイトルが『Championships』となり、11月30日発売になることが明らかにされ、この予告どおり30日にニュー・アルバム『Championships』がリリースされた。

全19曲、1時間を超える力作となった『Championships』の最大の目玉は、やはりドレイクのゲスト参加だ。2018年もっとも成功したアーティストであるだけでなく、かつてのビーフを乗り越えてのタッグとなる。ドレイクは、全米シングル総合チャートで最高6位のヒットとなったリル・ベイビー&ドレイクの“Yes Indeed”などのプロデュースで知られるウィージー(Wheezy)が手がけた“Going Bad”に参加している。

『Championships』にはさらに、ジェイ・Z (JAY-Z)、リック・ロス(Rick Ross)、フューチャー(Future)、ファボラス(Fabolous)を始め、カーディ・B (Cardi B)、コ―ダック・ブラック(Kodak Black)、トゥエニーワン・サヴェジ(21 Savage)、ヤング・サグ(Young Thug)、アニュエル・ダブルエー(Anuel AA)といったラッパーたちが数々参加。また、“Boo’d Up”が今年最大のR&Bヒットとなった新進女性R&Bシンガーのエラ・メイ(Ella Mai)も参加しているのに加え、ジェレマイピーエンビー・ロックが参加した“Dangerous”も収録されている。

また今回は、多彩なサンプリングも印象的だ。アルバムに先行して公開され、TV番組出演時にも披露していた“Oodles o’ Noodles Babies”では、冒頭からマザーズ・ファイネストの“Love Changes”をサンプリング。“Intro”ではフィル・コリンズの“In The Air Tonight”、表題曲“Championships”ではトニー・ファウンテンの“I Found The Girl”といった70~80年代の楽曲が中心に使用しており、ロニー・リントン・スミス“A Garden Of Peace”使いの“Respect The Game”はジェイ・Zの“Dead Presidents”を、バークレイ・ジェイムズ・ハーヴェスト“Taking Me Higher”使いの“Trauma”はモブ・ディープの“Get Away”を意識するなど、先人のトラックを意識した使い方も。他にもビヨンセの“Me, Myself & I”や、ザ・ウィークエンドの“I Was Never There”なども使用されている。

なおミーク・ミルはSNSで、「今年が終わる前にもう1作アルバム出すってどう?」と綴っており、さらなるアルバムを発表する可能性も示唆している。

1. Intro [prod. by Papamitrou]

2. Trauma [prod. by Don Cannon]

3. Uptown Vibes (feat. Fabolous & Anuel AA) [prod. by Papamitrou]

4. On Me (feat. Cardi B) [prod. by Bangladesh & Benny Wond3r]

5. What’s Free (feat. Rick Ross & JAY-Z) [prod. by Streetrunner & Tarik Azzouz]

6. Respect The Game [prod. by Papamitrou]

7. Splash Warning (feat. Future, Roddy Ricch & Young Thug) [prod. by Dario]

8. Championships [prod. by ATL Jacob]

9. Going Bad (feat. Drake) [prod. by Wheezy]

10. Almost Slipped [prod. by Maaly Raw & The Trillionaire$]

11. Tic Tac Toe (feat. Kodak Black) [prod. by Ted Keith]

12. 24/7 (feat. Ella Mai) [prod. by Austin Powerz, EY, OZ & Pro Logic]

13. Oodles O’ Noodles Babies [prod. by Butterbeats]

14. Pay You Back (feat. 21 Savage) [prod. by Cubeatz & Wheezy]

15. 100 Summers [prod. by Hit-Boy]

16. Wit The Shits (W.T.S) [feat. Melii] [prod. by C-Sick]

17. Stuck In My Ways [prod. by Cardo]

18. Dangerous (feat. Jeremih & PnB Rock) [prod. by Hitmaka & Chrishan]

19. Cold Hearted II [prod. by Papamitrou]