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M.I.A.、過激な新曲ビデオがYouTubeから削除

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社会的なメッセージと、独自のセンスを持つ鮮烈なサウンドとビジュアルで人気を集める女性アーティストM.I.A.。6月に発売予定のニューアルバムを前に、先日発表した新曲のミュージックビデオが、その内容から大きな話題を呼んでいる。

今月26日に公開された新曲"Born Free"のミュージックビデオは、裸体や暴力的な描写などで強烈な印象を残す映像。そのため、発表時から賛否両論を巻き起こしていたが、YouTube側はこのビデオを掲載せず、アップロードされたものも削除することを発表した。YouTubeの代理人は「ヌードや暴力の描写といったコンテンツは禁止されます」と説明している。さらにアメリカでの所属レーベルUniversal Motown Groupが自主的にビデオの掲載を取り止めたことについて、彼女はTwitter上で同レーベルを非難している。

アメリカの国旗をつけた軍隊が暴力をふるう映像に、サンプリングしている楽曲も「アメリカが若者を殺している」と歌われるスーサイド(Suicide)の"Ghost Rider"であることを手がかりに、このビデオで彼女が何を主張しているのか既に様々な推測や議論が巻き起こっている。5月4日に自身のデビューアルバムを発表する予定で、またM.I.A.のニューアルバムに参加するダブステップ・プロデューサーのラスコ(Rusko)が口を開いた。彼は「今年の始めくらいからこのアイディアについて話していたけど、まさか彼女が本当に実行するとは思わなかったな」と前置きした上で、「これは俺が生まれつきジンジャー(赤毛)だからってバカにする奴らの存在から生まれた、ジョークのひとつだよ。ダブル・ミーニングなんだ。(ビデオに出てくる)赤毛の奴らは虐げられてるだろ」とVibe.comに話している。さらにラスコM.I.A.の新作について、「みんなびっくりすると思うね。ちょっとクレイジーに……まじで革新的なものになってる。M.I.A.のファンなら、‘うわっ、なんだこりゃ?’って驚きたいだろ?」と述べている。M.I.A.のニューアルバムは、イギリスで6月29日(日本盤は6月23日)に発売予定。いまだタイトルが明かされていないが、彼女はTwitter上でアルバムの収録リストの写真を公開し、「自由に提案して」と述べている。

なお、"Born Free"のミュージックビデオの監督を務めたのは、その暴力的な内容から抗議が殺到したジャスティス(Justice)の"Stress"などで話題を集める映像作家ロメイン・ガヴラス(Romain Gavras)。彼は、父が『マッド・シティ』などで知られる映画監督コスタ・ガヴラス(Costa Gavras)、姉が『ぜんぶ、フィデルのせい』の監督ジュリー・ガウラス(Julie Garvas)であることでも知られる。(s)

M.I.A. new album tracklisting:

01. The Message
02. Born Free
03. Meds And Feds
04. Lovealot
05. Tequilla
06. It Is What It Is
07. XXXO
08. Tel Me Why
09. Story Told
10. Space