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ワイクリフ、大統領選出馬で音楽は引退?

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11月末に予定されている母国ハイチ共和国の大統領選挙への出馬を表明したワイクリフ・ジョン(Wyclef Jean)が、米Rolling Stone誌などに現在の心境を語った。

ワイクリフは「現在の政党幹部たちの働きぶりを詳細に調べた結果、このままでは今後200年間ハイチの政情は好転しないと判断して、大統領選に出ることを決意した。新鮮な空気が必要だ。読み書きできない若者が増えていることが問題。これまで輸出がハイチの経済を支えていたが、21世紀になった今日、大統領は世界を知っている必要がある」などと語り、1月に起きた大地震の援助活動の際に同国の政治状況を目の当たりにし、自らハイチのリーダーとなる決意を固めたという。さらに「大統領に就任した場合、現在制作中のアルバムが最後になる。俺はハイチ再建に全力を尽くす」と音楽との二足のわらじは履かないことを明言、目標とする政治家に南アフリカで人種隔離政策アパルトヘイト撤廃後、同国大統領に就任したネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)元大統領と、同時代の黒人意識運動の活動家で、ア・トライブ・コールド・クエスト(A Tribe Called Quest)の曲名にもとりあげられているスティーヴ・ビコ(Steve Biko)の名前を挙げた。

今月に入り、良くも悪くもワイクリフのハイチ大統領立候補のニュースが大きくメディアに取り上げられているが、ワイクリフは「選挙前に5年間連続でハイチに居住していること」という立候補の条件を満たしていないため、現時点ではまだ正式に候補者と認められていないという。ただし使途不明金などの問題はあるものの慈善団体Yele Haitiを通じての貢献や、2007年からレネ・プレヴァル(Rene Preval)現大統領の移動大使を務めていることが考慮され、ワイクリフの立候補資格が認められるか否かの判断は今日明日中にも判明するとのこと。(t)