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デッド・プレズ、Roc Nationとは契約せずインディに

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大御所ラッパーのジェイ・Z(Jay-Z)が創設していることもあり、J・コール(J. Cole)、ウィロウ・スミス(Willow Smith)、ショーン・ギャレット(Sean Garrett)、そして先月はジェイ・エレクトロニカ(Jay Electronica)と話題性のあるアーティストとの契約を次々と発表している新進レーベルRoc Nationだが、政治色の濃いメッセージ性と強い不良性で現在のヒップホップシーンでは異彩を放つラップデュオ、デッド・プレズ(Dead Prez)の首を縦に振らせることはできなかったようだ。

Roc Nationがデッド・プレズに接近していることは数ヶ月前からネット上で噂されていたが、ここへきてデッド・プレズM-1本人がヒップホップサイトVIBE.comからの取材に対し、契約の噂をキッパリ否定。M-1いわく「ジェイ・Zは尊敬しているが、俺達はRoc Nationとは契約しない。Roc Nationの方向性やジェイ・Zの音楽は支持しているが、それ以上に俺達自身の精神性が大切なんだ。ジェイ・Zはこの業界で大きな動きを作っている存在で、俺は自分達の主体性が、その流れによる誇大宣伝や巨大な組織によって歪められたくないんだ。現状から判断するとRoc Nationは、Young Moneyといった他のレーベルに対抗する組織を作ろうとしているように見える。だが俺達の主張が損なわれないならRoc Nationのアーティスト達とコラボするメリットは充分あると思っている。今は自分達の足で立っていることを何より大切にしている」とのことで、その態度は1996年の結成当時から決してブレることがないようだ。

同時にM-1は、デッド・プレズのニューアルバム“Information Age”が完成しており、2011年のリリースを予定していることを明かした。また、M.I.Aともレコーディングしているという。加えてM-1は、冤罪のまま34年間投獄されたままになっているアメリカの先住民族解放運動の指導者レオナルド・ペルティエ(Leonard Peltier)の解放を求めるアルバム“Free Leonard Peltier: Hip Hop’s Contribution to the Freedom Campaign”にタリブ・クウェリ(Talib Kweli)、イモータル・テクニック(Immortal Technique)ら社会派MC達と共に参加している。(t)