bmr

bmr>NEWS>宇多田ヒカル、「フェイス・マイ・フィアーズ」で初の全米シングル総合チャート入り

NEWS

宇多田ヒカル、「フェイス・マイ・フィアーズ」で初の全米シングル総合チャート入り

Hikaru Utada

宇多田ヒカルスクリレックス(Skrillex)とのコラボレーションで1月に発表した“Face My Fears”が、2月2日付の最新全米シングル総合チャートにランクイン。宇多田ヒカルにとって初の全米シングル総合チャート入りとなった。

宇多田ヒカル&スクリレックスの“Face My Fears”は、人気ゲーム・シリーズの最新作『キングダム ハーツIII』のオープニング・テーマとして作られた楽曲で、ゲームの1月25日発売に先駆け、1月18日に発売。日本語バージョンと英語バージョンが用意された。ソングライティングには、“What Do You Mean?”、“Where Are Ü Now”、“All That Matters”を始め、DJキャレドの“I’m The One”、ルイス・フォンシの“Despacito (Remix)”といった近年のジャスティン・ビーバー関連のヒット曲を支えている売れっ子プー・ベアことジェイソン・ボイド(Jason “Poo Bear” Boyd)も関わっている。

大ヒット間違いなしのゲームのオープニング・テーマというだけでなく、スクリレックスとのコラボレーションという注目度の高さもあって、“Face My Fears”は2月2日付の最新全米シングル総合チャートで98位に初登場。宇多田ヒカルはこれまで、Utada名義で2004年に『Exodus』、2009年に『This Is The One』とアメリカでもアルバムをリリースしており、後者は全米アルバム総合チャートで69位になったのが最高位。また楽曲では、2004年に“Devil Inside”のリミックスで米ダンス・クラブ・ソング・チャート1位を獲得するなどはあったが、全米シングル総合チャートにランクインしたのはこれが初めて。スクリレックスにとっても、リック・ロスとのコラボレーションとなった2016年末の“Purple Lamborghini”以来、2年以上ぶりの同チャートでのランクインとなっている。

また“Face My Fears”は米デジタル・ソング・セールス・チャートで初登場18位で、ダンス/エレクトロニック部門のダウンロード・セールスに限ると初登場2位となり、米ダンス/エレクトロニック・ソング・チャートでは初登場9位とトップ10入りを果たした

なお、1月28日付のBillboard JAPANチャートでは、“Face My Fears”は初登場6位に。2月4日付チャートでは3位まで上昇している。またオリコン・チャートでは1月28日付の週間シングルランキングで初登場6位、週間合算シングルランキングで初登場3位となった。

話題を呼んでいる宇多田ヒカルとスクリレックスのコラボレーションだが、元々スクリレックスは、『キングダム ハーツIII』のエンディングテーマとなっている「誓い」(英語バージョンは“Don’t Think Twice”)のリミックスをオファーされたのだという。

米Billboard誌のインタビューの中でスクリレックスは、「宇多田から“Don’t Think Twice”のリミックスをしてほしいと連絡があってね。とても嬉しくて、ステムファイルをAbletonで読み込んで、でも『これはどうしたらいいんだ』って思ったのを覚えているよ。俺が手を加えるにはちょっと難しすぎる曲だった。元の曲のままが気に入ってたし、あのジャジーなメロディはダンス・リミックスに向かないと思ってね。うまくやれないと思ったんだ。そしてその次の年、たまたま彼女と同じタイミングでロンドンにいたんだ。俺はプー・ベアとちょうどポップ・ソングを書いてて。彼女がロンドンにいるっていうからメールしたんだよね。そして一緒に曲を作ってみようっていうことになって。あくまで遊びで、どんな風になるかなって試してみたんだ。3人がスタジオに揃って、そうして1時間もしないうちに“Face My Fears”が書き上がったんだ」と、制作秘話を明かしている。

また、『キングダム ハーツ』主題歌となった“Simple & Clean”(日本語版は「光」)で宇多田ヒカルを知ったというスクリレックスは、2011年に宇多田ヒカルの2006年作『Ultra Blue』が気に入っているとツイートしていたこともあったが、その1年後、2012年に実際に宇多田ヒカルと出会ったとか。「2012年に〈Rock am Ring〉っていうドイツのヘビメタ・フェスに出演したことがあって、自分の出番の後にバックステージでゆっくりしてたんだ。友達と飲みながらね。すると肩を叩かれて、振り向くと、そこにいた女の子が『ヘイ、スクリレックス。素晴らしいショウだった。私、あなたの大ファンなの』って声をかけてきて。それで数分話した後にそういえば名前は?って聞いたら、『Utada』って答えたもんだから、『ちょっと待って、宇多田ヒカルなの?』ってビックリしちゃったよ。バックステージはめちゃくちゃ暗くて、いろんなアーティストがいたけど、まさかドイツのヘビメタのフェスで宇多田ヒカルに会うなんて、思いもよらないよね。それで僕らは友達になったんだ。彼女も、まさか僕が何年も彼女のクレイジーなファンだって、思いもよらなかったみたいだったけどね。最高にクールだよ」と振り返っている。