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小学生女子ラッパーたちがリル・ウェインを批判!?

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いまやその人気は揺るぎなく、歴史上のベスト・ラッパーにも名前を挙げられることもあるリル・ウェイン(Lil Wayne)に向けて、わずか10歳という女の子ラッパーたちが批判、抗議のラップ・ソングを発表して注目されている。

ボルティモアの3人姉妹グループ、ワトト・フロム・ザ・ナイル(Watoto From The Nile)は最年長でも10歳という女の子ラッパー。特にラップが上手いわけでもないのだが、なんとリル・ウェインに抗議する内容の“Letter to Lil Wayne”を発表。この曲、リル・ウェインのフリーセックス賛歌的な内容の“I’m Single”をベースに、「これはミスター・ウェインへのメッセージ。残念だけどあなたがしてること、歌っていることに反対しなきゃいけない」「みんなはドラッグにノーと言うけれどあなたは違う。私たちはどちらを信じればいいの?」「私の父さんは『お前はクイーン』というけど、あなたは違うもの(ビッチ、ホーなど売春婦を意味する言葉)だという」などと歌い替えたもの。リル・ウェインは元々ドラッグ賛歌や女性蔑視的な内容の歌詞を巧みな隠喩や詞で表現して人気を博しているだけに、なんともまっとうな反論となっている。

ただしこの曲では80年代から90年代に活躍してきたKRS-ワン(KRS-One)やローリン・ヒル(Lauryn Hill)を引き合いにだしていることから、本人たちが歌詞を書いたのかどうかを疑問視する声も上がっている。さらにトラックは当然ながら無断で使用しているものと思われ、にも関わらず日本のamazonやiTunesでも購入できるようになっている状況だ。

リル・ウェインがこの曲に反応するかどうかははなはだ怪しいが、暴力や犯罪、麻薬を賛美する拝金主義的な歌詞が中心的なヒップホップの抱える問題を改めて提起したことで、アメリカでは大いに注目を集めている。

Watoto from the Nile “Letter to Lil Wayne”

リル・ウェイン“I’m Single”ミュージックビデオ