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T-ペインがオートチューン制作会社を訴える

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T-ペイン(T-Pain)といえばオートチューン、オートチューンといえばT-ペインと、元は音程を調整するための加工ソフトだったオートチューンを駆使した、機械的な歌声で有名になったT-ペインが、そのオートチューンの制作会社を訴えていたことが分かった。

それぞれがお互いの代名詞となるほど一世を風靡した、T-ペインとオートチューン。‘オートチューン使い’によってトップ・アーティストへと駆け上がり、同技術と蜜月関係を築いてきたT-ペインだが、なんと先日、オートチューン制作会社であるアンタレス・テクノロジーに対し訴訟を起こした。T-ペインはすでにアンタレス社との契約を満了しており、新たにiZotope社と手を組み、「T-Pain Effect」という音声加工ソフトの共同開発や、‘T-ペイン風’に歌うことのできる「I Am T-Pain Mic」というトイ・マイクの発売に乗り出している。訴状では、アンタレス側がいまだにT-ペインが関わっているかのように彼のイメージを使って商売をしており、iZotope社との新技術/商品のセールスに損害を与えているとしている。

オートチューンは、元は狂った音程を補正するために作られたオーディオソフトのための追加機能のひとつだが、使い方によってはヴォコーダーのような機械的な響きを持つ独特の‘ロボ声’になることが注目を集め、特にT-ペインがこれを活用しヒット曲を連発したことで一気にこの使用法が普及。現在でも多くのアーティストが使用しているが、その均一的な‘歌声’を否定する向きも少なくなく、2009年にはジェイ・Z(Jay-Z)が「オートチューンの死」と題した“D.O.A (Death Of Autotune)”なる曲を発表するなど、議論の的となっていた。(s)

「I Am T-Pain Mic」使用レポート (英語)

TV番組でオートチューンの使い方を講義するT-ペイン