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ジェイ・Z&カニエに中小レコードショップが反発

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ヒップホップ界を代表する2大トップ・スターが共演、その内容の充実ぶりも熱く語られているジェイ・Z&カニエ・ウェスト(Jay-Z & Kanye West)改めザ・スローン(the Throne)による“Watch The Throne”だが、思わぬところから批判の声が上がっている。

リリース日がぎりぎりまで発表されず、オンラインでの予約/通販やライブツアー・チケットとのセット販売などに力が注がれているこの作品、アメリカ国内の独立系レコード・ショップがその販売方法に反発している。

というのも、大ヒットが期待される“Watch The Throne”は、8月8日からiTunes先行でのダウンロード配信が開始され、CDパッケージの豪華盤は米国内で一定期間、大手小売りチェーンのBest Buyのみでの独占販売となっている。この状況に中小レコードショップが反発し、50軒以上の店主/代表者たちが連名でジェイ・Zとカニエあての公開書簡を発表。この販売法について「近視眼的な戦略で、1700店以上に及ぶインディペンデントなレコード・ストア、何年にも渡りあなたたちとその作品をサポートしてきた店にダメージを与える」として批判。特定の業者に偏らない均等な販売が行えるように求めている。

アメリカでのCD販売は日本よりも不調で、2000年以降に廃業したレコード店は数多い。そんななか、米国内でタワー・レコードが廃業した逆風下の2007年から、中小のレコード・ショップが連携して「レコード・ストア・デイ」を毎年4月の第3土曜日と独自に制定。世界中のレコード店で様々なかたちでの販促キャンペーンを行うなどの展開を見せているが、今回の公開書簡を発表したのもこれらの小売店の代表者たち。地域に根ざして音楽を広め続けようとするこういった小売店の要望に、ジェイ・Zとカニエはどう応えるのか、動向が注目される。