bmr

bmr>NEWS>ジェイ・Z、カーティス・メイフィールドらの作品が米国の「保存重要録音」に

NEWS

ジェイ・Z、カーティス・メイフィールドらの作品が米国の「保存重要録音」に

Jay-Z - The Blueprint

ヒップホップ界の帝王ジェイ・Z (Jay-Z)が2001年に発表した名作『The Blueprint』など25作品が、アメリカ議会図書館による全米録音資料保存委員会によってその文化的価値を認められ、国家保存重要録音として登録されることが発表された。

アメリカ議会図書館は、2000年に全米録音資料保存法を制定、2002年に全米録音資料保存委員会を設置し、国家保存重要録音登録制度を開始。委員会が文化的価値、歴史的価値、芸術的価値があると認めた録音資料を記録・保存する試みが継続されており、これまで数々のレコーディング音源が国家保存重要録音として登録され、保存されてきた。

そして今週、アメリカ議会図書館は新たに25のレコーディング音源を登録すると発表。2001年9月11日、奇しくもアメリカ同時多発テロ事件の当日に発売されたことでも記憶されるジェイ・Zの名作『The Blueprint』がそのうちの1作品となった。ジェイ・Zにとって初のトップ10ヒットとなった“Izzo (H.O.V.A.)”を始め、カニエ・ウェストのキャリア初期を代表するプロデュース・ワークを聴くことができることでも知られる『The Blueprint』は、米Rolling Stone誌が2012年に発表したオールタイム・ベストでも選出されるなど絶賛されている。

ヒップホップ関連作品が国家保存重要録音として登録されたのは、2002年にグランドマスター・フラッシュ&ザ・フューリアス・ファイヴの“The Message”が登録されたのを皮切りに、これで10例目。これまで、パブリック・エナミーの『Fear Of A Black Planet』(2004年登録)、トゥパックの“Dear Mama”(2009年登録)、デ・ラ・ソウルの『3 Feet High and Rising』(2010年登録)、シュガーヒル・ギャングの“Rapper’s Delight”(2011年登録)、ローリン・ヒルの『The Miseducation Of Lauryn Hill』(2014年登録)、N.W.A.の『Straight Outta Compton』(2016年登録)などが登録されている。また、2000年代以降に発表された録音が国家保存重要録音として登録されたのはこのジェイ・Z『The Blueprint』が今回初めて。そのため、これまで国家保存重要録音として登録された音源の中で、『The Blueprint』がもっとも新しい作品となる。

今回、国家保存重要録音として登録されることが発表されたのは他に、キャブ・キャロウェイ“Minnie the Moocher”などから、ニーナ・シモン“Mississippi Goddam”、サム&デイヴ“Soul Man”、カーティス・メイフィールド『Super Fly』、アース・ウィンド&ファイア“September”、シルヴェスター“You Make Me Feel (Mighty Real)”、シンディ・ローパー『She’s So Unusual』など。1901年から2001年まで25の録音が登録された。