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Spotifyに早くも逆風、レーベル/アーティストが続々離脱

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膨大な音楽コレクションをストリーミング再生で聴き放題できる月額定額性サービス、いわゆるサブスクリプション・サービスのSpotify(スポティファイ)やNapster(ナップスター)などから、英有力ディトリビューターのST Holdingsが楽曲の提供を止めることを決定。これにより約200ものインディペンデント・レーベルのカタログがSpotifyなどから消えることになった。あらにコールドプレイ(Coldplay)、アデル(Adele)などのスターからインディ・ラッパーのマック・ミラー(Mac Miller)、ブルーズ・ロックの人気バンド ブラック・キーズ(Black Keys)などまで、これらのサブスクリプション・サービスに参加しない方向性を打ち出しているアーティストたちも目立ち始めている。

ST Holdingsはダブステップのトップ・レーベルのHot Flush RecordingsやDMZなどはじめ230を越えるインディ・レーベルの配給を行なっている会社。同社は業界団体のNARMが発表した「(Spotifyなどの)サブスクリプション・サービスはユーザーから購買意欲を奪う一方、不当にわずかな利益しか分配していない」とした研究結果をもとに、今回の決定に至ったという。「音楽がスペシャルなものであり続けられるようにしよう。Spotifyなどくそくらえ」といったコメントまで出されている。

一方のSpotifyはこの「研究」が同社の立ち上げ時期のみを対象としたもので実態に即していないと反論。いくら支払われるかよりも、過去に違法ダウンロードしていたユーザーたちがSpotifyで楽曲を聴き、きちんとした利益を上げていると主張し、ここ3年間で約116億円を音楽権利保持者に分配したとしている。さらにこの研究を発表したNARMはSpotifyなど特定のサービスを名指しはしていない上、同サービスはアメリカで立ち上げられたばかりで、今回の研究とは関係がないとの声明を発表している。