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カレンシー、無許可?のアルバム発売でデイモン・ダッシュを訴える

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昨年、Warner Bros. Recordsとメジャー契約を結んでアルバム“Weekend At Burnies”を発表、今年に入って無料EPを連続リリースと勢いを見せるニューオリンズ出身のラッパー、カレンシー(Curren$y)が、以前に作品が発表されていたレーベル DD172グループとそのボスであるデイモン・ダッシュ(Damon Dash)に対し、カレンシーの許可なく勝手に発売されたものだったとして損害賠償を求める訴訟を起こしていることが明らかになった。

カレンシーは、2011年2月にWarner Bros.との契約が発表される以前、デイモン・ダッシュ率いるDD172からDef Jam配給で“Pilot Talk”、“Pilot Talk 2”の2作品をリリース、ヒップホップ・ファンから絶賛を集めた。Warner Bros.との契約後も今年2月に突如、新作“Muscle Car Chronicles”がリリースされるもカレンシー本人はこれに触れないままだったが、彼の主張によればこれらはすべて無許可でのリリースだったようだ。

ゴシップサイト TMZ.comが報じたところによると、カレンシーは2010年にデイモン・ダッシュとアルバム2作品を発表する契約交渉をしていたが、合意に達しなかったという。その後、2011年1月に新天地を求めてWarner Bros.との契約に踏み切ったとのことで、カレンシーの主張によれば、“Pilot Talk”などは契約がまだ交渉途中の段階だったのもかかわらずDD172側が無許可でリリースしたもので、さらにカレンシーがWarner Bros.と契約した後も、DD172側は権利がないにもかかわらず勝手にリリースを続けているという。カレンシー側は、デイモン・ダッシュとDD172にたいし作品リリースの差し止めと150万ドル(約1億2300万円)の損害賠償を求めている。この訴えにたいしてデイモン・ダッシュ側は、契約はちゃんと成立していたためリリースの権利は自分たちにあり、逆にカレンシーがDD172との契約を破って独断でWarner Bros.と契約したのだと真っ向から反論している。

カレンシーは出世作の第3弾“Pilot Talk III”や“Muscle Car Chronicles”がリリースされないままとなっていた。すでに新作“The Stoned Immacurate”、さらにはアルケミスト(Alchemist)とのコラボ・ミックステープ“Covert Coup”の続編などのリリースがすでにアナウンスされているが、この係争次第では正規商業作品のリリースはしばらく遠のきそうだ。(t)