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ビラル、今秋発表の新作にエスペランサも参加?

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2010年におよそ9年ぶりとなる新作を発表したフィラデルフィア出身の鬼才シンガー、ビラル(Bilal)が、新たにレーベルを変えて今年秋に新作を発表する予定であることが分かった。

2001年にInterscope Recordsから“1st Born Second”でデビューするも、予定していたセカンドアルバムが音源流出にともなって発売中止となったビラルは、他のアーティストに数々客演するなど継続的に活動は続けていたが、自らの作品発表は2010年のアルバム“Air Tight’s Revenge”まで待つこととなった。ここ最近も盟友ロバート・グラスパー(Robert Glasper)や同郷フィリーのキンドレッド・ザ・ファミリー・ソウル(Kindred the Family Soul)、ザ・ルーツ(The Roots)らの新作に参加するなど活発なビラルは、今年秋に新作を発表予定だという。

アフリカン・アメリカン向けの雑誌Ebonyの独占取材に応じたビラルは、現在2年ぶりとなる新作を制作中であることを明かし、ギターを中心としたサウンドになる予定で、ブルース・ロックのギタリスト/シンガー、ギャリー・クラーク・ジュニア(Gary Clark, Jr.)とコラボレーションする可能性を示唆。また、グラミー授賞ジャズ・シンガー/ベーシストのエスペランサ(Esperanza Spalding)にも参加してもらいたいと語っている。ふたりの息子がそれぞれ自閉症、鎌状赤血球症という現実に悩んでいた精神状態も反映され、前作が暗い作品になったというビラルは、「それでも父親であることは俺を成長させてくれた。悪いことが自分に起きたという風に考えなくなったよ。これは俺の人生だし、それを理解し、また理解してもらえるかどうかは、自分次第なんだから」と述べ、前作よりも明るい内容になっていると説明している。

前作は西海岸の米インディ・レーベル Plug Research Recordsから発表していたが、新作は活動拠点としているニューヨークにあるインディ・レーベルで、キンドレッドの新作なども発表していたPurpose Music Groupからリリース予定とのこと。インディ最大手のeOne Musicとのジョイント・ディールとなっており、「これまで色んな契約があったけど、今回eOneと契約できてよかったよ。彼らは俺のやることを楽しみにしてくれているからね。そして音楽以上のことを期待しないのもいい」と話している。(s)