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ダイアナ・キングがカミングアウト、「ずっと怖くて認められなかった」

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1995年に世界的大ヒットとなった「シャイ・ガイ」の歌手としてここ日本でも親しまれているレゲエ・シンガーのダイアナ・キング(Diana King)が、自身のFacebookに「YES!! I AM A LESBIAN」と題した長文の記事を投稿、同性愛者であることをカミングアウトした。

ダイアナ・キングは現地時間で6月28日、Facebookに「YES!! I AM A LESBIAN」と題した文章を投稿。「私の名前はダイアナ・ユージーナ・キング、ダイアナ・キングとして知られている。ファンは私をキングシンガ(KingSinga)と呼ぶわ。私は……女性であり……母親であり……叔母であり……ジャマイカ人であり……アメリカ人であり……国際的なアーティストであり……歌手であり……ソングライターであり……バンド・リーダーであり……友人であり……恋人であり……起業家であり……女神よ! そして、そう!!! 私はレズビアン。これが、私にもっとも寄せられる遠回しな質問への回答よ。“それがどうした”ってリアクション、大歓迎よ(笑)」と冒頭で告白。

長文の中では、「正直に話すと、オープンに認めることはずっと怖くてできなかった。私のキャリアや家族、愛する人たちにどんなネガティブな影響を与えるか、分からなかったから」とこれまでの心境も吐露。しかし、「自分のソウルが正しいと思ったから」「自分以外に、自分の人生に責任を持つことはできない」「私を脅かすものをこれ以上気にしたりしない」と考えるようになり、カミングアウトを決意したとのことで、「私の最大の後悔は、もっと早くにカムアウトしなかったこと」と振り返ってもいる。

ジャマイカやレゲエ・ミュージックでは同性愛を否定、嫌悪する考え方が根強く、このカミングアウトは大きな波紋を呼ぶことが想像されるが、ダイアナ・キング自身は「私がずっと抱いていた深い恐怖、それはジャマイカの人たちが長年のホモフォビア(同性愛を憎悪すること)によって私を受け入れないということ。それでも私は、国旗を高々と振ってみせるわ。私は自分自身を誇りに思うだけだし、それは誰にも邪魔することはできない」とコメント。また、「私のような人たちを毎日のように迫害し、打ちのめし、牢獄に入れ、強姦し、殺してきたという不快な現実を、私はこれまでずっと、あまりにも多く見てきた。ただ自分自身であろうとする人たちを、あるいは、ただそうと疑われただけの人たちを。私はもうこれ以上待てない」と、同性愛蔑視の社会に対しての批判も綴り、「このような現実に共感ができないとしても、少しの間、想像してみてほしい」と訴えている。

ダイアナ・キングのこのカミングアウトにはほとんどポジティブな反応が返ってきており、同じ女性レゲエ歌手のタニア・スティーブンスは、「話したいけれど、その前に涙が止まらないの」とコメントしている。ダイアナ・キングは、あわせてこの告白と同じテーマの新曲“FLY (I’d Rather Die Than Live My Live In Fear)”を公開したほか、かつて自身が参加したカイル・イーストウッドによるティミー・トーマスの名曲“Why Can’t We Live Together”(「なぜ我々は共に生きられないのか」)のカバーをツイートしている。(s)