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フランク・オーシャンもカミングアウト 「彼は俺の初恋だった」

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昨年2月に発表した無料アルバム“nostalgia, Ultra”が各メディアの「2011年の年間ベストアルバム」に挙げられ、いよいよ公式デビュー・アルバムが間もなくリリースされる男性R&Bシンガーのフランク・オーシャン(Frank Ocean)が、このデビュー作の中で‘カミングアウト’していることが分かった。

フランク・オーシャンは、7月17日にDef Jam Recordingsから商業作品としては初のアルバムとなる“channel ORANGE”をリリース予定だが、この試聴会に行った音楽系レポーターのマックス(Max)が自身のブログで「フランク・オーシャンは自身のセクシャリティを明かした」と報告。マックスは、“Bad Religion”、“Pink Matter”、“Forrest Gump”という曲の歌詞で、描かれる恋愛対象について「彼女」ではなく「彼」という言葉が使われていたとレポートした。

このレポートを受けてフランク・オーシャンは米時間で7月3日、「これはアルバム・クレジットの謝辞の欄に入れる予定だったものだが、色々と噂が出回っているようだから……これではっきりするかと思う」と前置きし、過去に男性に恋をしたことがあると自身のTumblr上で発表。「4年前の夏、ある人に出会った。俺は19歳だった。彼も19歳だった。その夏、それから次の年の夏まで、俺たちは一緒にいた。ほぼ毎日ね。一緒に過ごす日々はあっという間に過ぎていった。1日のほどんとのあいだ、俺は彼のことを、彼の笑顔を見ていた。彼の話を、沈黙を聴いていた……眠る時間まで。よく彼と一緒に眠った。自分が恋に落ちているんだと自覚したときには、それは(※病気で言えば)悪性の恋だった。希望の持てない恋。逃げ道はなかった。俺の初恋だった。この恋が、俺の人生を変えた」「彼はできるかぎりのことをしたと思うけど、俺と同じ気持ちであることは認めなかった。それから3年間、彼は本当の気持ちを明かすことはなかった。俺は、彼との変わった友情を保つことにした。彼のいない人生なんて想像もできなかったから。自分自身を、自分の感情を押し殺した。常には、うまくいかなかったけど」と振り返っている。

それ以前には女性との交際があったことなども明かしながらフランクは、「この文章を書く前に、この話を何人かに話したことがある。俺が生きていけるのは、間違いなく聴いてくれたその人たちのおかげだ」と感謝を綴っている。最後に彼は、「もう俺には秘密はないし、隠す必要もない。俺の初恋の人へ、君に感謝している。君を忘れない。あの夏を忘れない。君に会ったときのかつての自分を、俺はずっと覚えているだろう」「自由な男になった気分だ」などと締めくくっている。

この‘告白’を受けて、フランクが所属するLAのヒップホップ集団オッド・フューチャー(Odd Future Wolf Gang Killing Them All)のタイラー・ザ・クリエイター(Tyler, the Creator)は、Twitterで「やっとか、ハッハッハッハ」とツイートしている。なお、オッド・フューチャーの紅一点となるシド・ザ・キッド(Syd tha Kid)も同性愛者であることを告白している。(s)