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モス・デフ、ヤシーン・ベイへの改名理由は「不安」

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俳優としても活躍する人気ラッパーで、昨年ヤシーン・ベイ(Yasiin Bey)という名前へと改名宣言をしたモス・デフ(Mos Def)が、その改名について初めて口を開いた。

口癖だった「Most Definitely」に由来するMC名のモス・デフは、デビュー以来長年ヒップホップ・ファンから親しまれてきたものだが、昨年9月に突如、「‘モス・デフ’という名前は2011年をもって止めようと思う」と語り、ヤシーン・ベイに改名することを宣言。なじみが薄いぶん、現在もモス・デフと併記されることは多いものの、昨年11月に発表されたタリブ・クウェリ(Talib Kweli)とのユニット、ブラック・スター(Black Star)名義の新曲“Fixed Up”では早速ヤシーン・ベイと表記されるなど、この新しい名前も徐々に徹底させつつある。

その彼が、改名宣言からおよそ1年、男性ファッション誌『GQ』の「元モス・デフ」(The Artist Formerly Known as Mos Def)と冠した記事の中で独占インタビューに応え、初めて改名について具体的にコメント。「‘モス・デフ’という名前が、ひとりの人間ではなく、ひとつの商品のように扱われているという不安を昔から感じていたんだ。だから、実は99年からヤシーンという名前も使いだしたんだ。始めは友人や家族のためだけの名前だったんだけど、公表することにしたんだ」と、以前から考えていたことだったことを明かしている。

また、ここ最近はスーツにタイ、ローファーで決めた格好が増えた彼は、この変化について、「数年前に父方の祖父が亡くなって、俺は祖父がしていたように毎日シャツとタイという格好を始めたんだ。マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の死も大きな衝撃だった。それで2009年の『Ecstatic tour』の直前から、俺はローファーとハイウェストのパンツを履くようになって、それが今の俺のファッション・スタイルの原点だよ」「ヒップホップは最後の真なる民俗芸術だ。(ファッション・ブランドの)Ale et Angeと組んだのは、迎合しない形でヒップホップを表現したかったから。優雅で、熟練していて、それでいてありのままのものを見るのはいいだろ」と、こうした変化も大々的な改名へとつながったことを感じさせるエピソードを語っている。

なお、ブラックスター再結成作についても音沙汰が途絶えているモス・デフ改めヤシーンだが、今年9月に入って、ベテラン・プロデューサーのマニー・フレッシュ(Mannie Fresh)とソロ新曲“OMFGOD”をレコーディングしたことが伝えられている。(t)