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ルーペ・フィアスコ、新作のジャケットは「レーベルへの挑戦」

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シカゴの人気ラッパー、ルーペ・フィアスコ(Lupe Fiasco)が来週9月25日に発売する新作『Food and Liquor II: The Great American Rap Album』は、プリンス(Prince)の『The Black Album』を思わせる、何の文字要素もない真っ黒のジャケット・アートワークも話題を呼んでいるが、かつてのプリンス同様、これもレーベル側への反抗心が生んだデザインのようだ。

ルーペ・フィアスコの前作『Lasers』は、所属レーベル Atlantic Recordsとの確執もあって発売日が二転三転、待遇に不満を覚えたルーペがファンに呼びかけ、ファンと共にAtlanticのオフィス前で抗議活動を行ったことで発売日を‘勝ち取った’という経緯がある。今回の新作発売については、「9月25日でちゃんと確定している。また騒動を起こすようなことを考える必要はないだろう」と以前に発言しており、Atlanticとの関係は改善されたと思われたが、微妙な状態にあるようだ。ルーペは、真っ黒のジャケット・アートワークにした意図について、「絵の要素も文字要素もない。どうしてこうしたかっていうと、『これをレーベルにやらせていいのか?』っていう、ほとんど挑戦のようなものだったんだ。レーベルとは何度か争ってきたし、同じような言い争いを繰り返したりもしてきたから」と説明、音楽のクオリティは犠牲にしないように気をつけながら、Atlanticに対し‘試練’を与えたということのようだ。

現在はAtlanticとの関係は前よりもよくなっているとも付け加えているルーペだが、この新作『Food and Liquor II: The Great American Rap Album』は当初、アルバム2枚組でクリスマスの発売を考えていたものの、レーベルからの反対で分割してリリースすることになったとも明かしている。そのため、「パート1はクリスマスよりも早く、パート2はクリスマスよりも後にリリースすることになった」と語っており、さらなる続編『Food and Liquor II: The Great American Rap Album, Vol. 2』については来年の発売となりそうだ。

この新作からのシングルは、サンプリング元のピート・ロック(Pete Rock)と揉めた“Around My Way”、詞の内容が賛否を呼んだ“Bitch Bad”や“Lamborghini Angels”が発表されたのに続いて、豪州の人気シンガー、ガイ・セバスチャン(Guy Sebastian)を迎えた“Battle Scars”を先月発表。発売まで1週間を切って、ビラル(Bilal Oliver)との“How Dare You”なども公開されている。