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フランク・オーシャン、カミングアウトのあの夜は「大泣きした」

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R&Bの大型新人アーティストとして注目され、今年7月に発表したデビュー・アルバム『channel ORANGE』がヒット中のフランク・オーシャン(Frank Ocean)。初恋の相手が同性だったことを‘カミングアウト’したことで、男性向けポータル・メディア AskMenの「今もっとも影響力のある男性49人」のリストでは、新人ながらオバマ大統領、カニエ、ジェイ・Zらを抑えて8位にランクインされるなど注目の集まる彼が、GQ誌の取材の中で赤裸々に心情を語った。

昨年2月に発表した無料アルバムが国内外のメディアで「2011年の年間ベストアルバム」に挙げられ、ジェイ・Z&カニエ・ウェストやビヨンセなどに楽曲提供するなど活躍したフランク・オーシャンは、大型新人として熱い注目を集めていたさなか、デビュー作『channel ORANGE』の試聴会に参加したメディアからラブソングの歌詞の対象が‘彼’になっていると指摘、「カミングアウトした」と報じられたのを受けて、初恋の相手が同性だったこと、アルバムはその時の想いに沿った作品であることを発表した。

25歳のフランク・オーシャンは、GQの取材の中で改めて当時のことを質問され、「Skypeで試聴会の様子を見てたけど、ジャーナリストのひとりがえらく無邪気に反応してた。無言で何か書き留めてね。俺は、“クソッ言えよ、いや言うなよ”って感じだった」「あの文章を発表した夜は、赤ん坊のように泣いたよ」と振り返り、「音楽業界に入って、俺がヒーローだと思ってた人の中には、なにも考えず同性愛を嫌うような発言をする人もいた。でもそれは、無知だからついそういう見方や発言をしてしまうんだ。中には、“話題作りのために男を好きになったって言ってる”なんて言ってる人もいたよ。まるでヒップホップやブラック・ミュージックの世界で、それが一番の話題作りになるっていう感じでね」と語った。自分をバイセクシャルだと思うか?という質問には、「人生はめまぐるしく動いていくもの。それは音楽のジャンルとかレーベルとかについてもそう思う。俺はコンテンツの提供者だけど、確かに言えるのは俺はポルノ・ビデオを提供しないということ。性を商売にしたりしない。ソングライターとして、クリエイターとして俺は俺の経験を提供するけど、それをそのまま受け取ってくれればいい。その裏にある意味は何かとか詮索しなくていい。何にも囚われずに」と答えた。

また、19歳の夏に出会った初恋の男性との失恋のあとは「本当にダークな時期だった」ものの、この失恋で「リアルなアーティストになれた」とコメント。その後初めてタイラー・ザ・クリエイター(Tyler, the Creator)を始めとするオッド・フューチャー(Odd Future Wolf Gang Kill Them All)の面々と知り合い、個々にDIY精神を持ちながらクルーとして活動している彼らに強く影響され、「自己中心的な感じのあいつらの人を敬わない態度を尊敬した」と振り返っている。