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ジュース・ワールドが最新作で初の全米アルバム総合チャート1位を獲得 [全曲フル試聴可]

Juice WRLD - Death Race For Love

昨年、スティングの名曲“Shape Of My Heart”を大胆にサンプリングした“Lucid Dreams”が全米シングル総合チャートで最高2位を記録、年間12位となる大ヒットとなったことで知られる20歳の新進ラッパー/シンガー、ジュース・ワールド(Juice WRLD)が、最新作で初の全米アルバム総合チャート1位を手にした。

1998年、シカゴ生まれ、本名をジャラド・ヒギンス(Jarad Higgins)というジュース・ワールドは、ニック・ミラが手がけた“Lucid Dreams”で大ブレイクした新進ヒップホップ・アーティスト。元々は2017年のミックステープに収録されていた同曲は、6月にはSpotifyの週間バイラル・チャートで世界1位となるなど反響を呼び、6月16日付の全米シングル総合チャートでトップ10入り。10月6日付チャートでは最高2位まで上昇し、最終的には米Billboard誌による年間チャートで年間楽曲総合ランキングで12位となる大ヒットとなった。

このジュース・ワールドが今年3月8日にセカンド・アルバム『Death Race For Love』を発表。“Lucid Dreams”を手がけた盟友ニック・ミラ(Nick Mira)が続投となったのに加え、全米シングル総合チャート11週連続1位という昨年最大のヒット曲であるドレイク“God’s Plan”を手がけたカードー(Cardo)や、ポスト・マローン“rockstar”などのナンバーワン・ヒットを手がけるルイス・ベル(Louis Bell)、リアーナ&ドレイクの大ヒット“Work”などで知られるボーイ・ワンダ(Boi-1da)、ジェイ・Z&カニエ・ウェスト“Niggas In Paris”などを手がけてきたヒット・ボーイ(Hit-Boy)から、カミラ・カベロ“Havana”やジョナス・ブラザーズ“Sucker”といったポップ・ヒットも手がけるフランク・デュークス(Frank Dukes)、アリアナ・グランデ“thank u, next”や“7 rings”といった大ヒットで知られるトミー・ブラウン(Tommy Brown)といった豪華なプロデューサー陣が参加しており、「2作目」への意気込みが窺える。

この最新作『Death Race For Love』が、期待どおりのヒットとなった。リリース1週目の総合ユニット(※1ユニット=アルバム1枚売り上げ相当)はおよそ16万5000ユニットとなり、2位以下に倍以上の差を付けて、3月23日付の最新全米アルバム総合チャートで初登場1位となった。ジュース・ワールドは昨年10月、人気ラッパーのフューチャーとのコラボレーションによるミックステープ『Wrld On Drugs』を発表し、初登場2位を記録していたのがこれまでの最高位で、彼にとって同チャートにおける初のナンバーワン・ヒットとなる。

ジュース・ワールド『Death Race For Love』は、実売セールスはおよそ4万3000枚に留まったが、オンデマンド型音声ストリーミング・サービスにおいて収録曲が再生された回数の1週間の合計がおよそ1億7644万回を記録し、ストリーミングだけでおよそ12万ユニット(※有料会員によるストリーミングは1250回再生につき1ユニット、広告付き無料ストリーミングは3750回再生につき1ユニットと換算される)と、7割以上をストリーミングによるポイントで稼いでいる。

『Death Race For Love』のヒットの影響で、ニック・ミラが手がけたリード曲“Robbery”は、3月23日付の最新全米シングル総合チャートで、前週34位から27位へと上昇。最高位を更新している。また、アルバム発売3日後にミュージック・ビデオが公開された“Hear Me Calling”は、先週の初登場56位から38位へとジャンプアップ。そのほか『Death Race For Love』からは4曲が初登場でランクインしており、アルバムからは6曲がトップ100に同時チャートインを果たした。また、いまだにトップ50内をキープしている“Lucid Dreams”(今週38位)を加えると、ジュース・ワールドの楽曲は、トップ100内に7曲が同時チャートインしている。

なお、3月23日付の最新全米シングル総合チャートは、アリアナ・グランデの“7 rings”が再び首位に返り咲き、通算6週目の1位を手にした。2018年は、年間53週のうち35週もの間、ラッパーたちによる楽曲が全米1位を占めたが、今年に入ってからは、アリアナ・グランデ“thank u, next”(2019年は1週)、ホールジー“Without Me”(通算2週)、アリアナ・グランデ“7 rings”(通算6週)、レディー・ガガ&ブラッドリー・クーパー“Shallow”(1週)、ジョナス・ブラザーズ“Sucker”(1週)と、これまでの12週中11週がポップ・アクトが首位を獲得しており、ラッパーによる1位はポスト・マローン&スウェイ・リー“Sunflower”の1週のみと、昨年と比べてポップ・アクトが大きく躍進している。

一方で、全米アルバム総合チャートにおいては、トゥエニーワン・サヴェジ『i am > i was』(2週連続)、エイ・ブギー・ウィット・ダ・フディ『Hoodie SZN』(通算3週)、フューチャー『Future Hndrxx Presents: The WIZRD』(1週)、そしてこのジュース・ワールド『Death Race For Love』と、12週中7週がラッパーによるアルバムが首位を制する形となっている。特にトゥエニーワン・サヴェジとエイ・ブギーは年初に大型リリースが少なかったことが大きく影響したが、しかしこの傾向が今後も続くことになるか注目されるところ。ほかに2019年に全米アルバム総合チャート首位を手にしたのは、バックストリート・ボーイズ『DNA』(1週)、アリアナ・グランデ『thank u, next』(2週連続)、『アリー/ スター誕生』サウンドトラック(1週)、ホージア『Wasteland, Baby!』(1週)の4作。

1. Empty [prod. by Nick Mira]

2. Maze [prod. by Boi-1da]

3. HeMotions [prod. by Hit-Boy]

4. Demonz (feat. Brent Faiyaz) [Interlude] [prod. by Brent Faiyaz & Paperboy Fabe]

5. Fast [prod. by Frank Dukes, Louis Bell & Andrew Watt]

6. Hear Me Calling [prod. by Purps On The Beat]

7. Big [prod. by Hit-Boy]

8. Robbery [prod. by Nick Mira]

9. Flaws and Sins [prod. by Nick Mira]

10. Feeling [prod. by Nick Mira]

11. Syphilis [prod. by Cardo & Yung Exclusive]

12. Who Shot Cupid? [prod. by Purps On The Beat]

13. Ring Ring (feat. Clever) [prod. by Rvssian]

14. Desire [prod. by Purps On The Beat]

15. Out My Way [prod. by Hit-Boy]

16. The Bees Knees [prod. by Hit-Boy & Noid]

17. ON GOD (feat. Young Thug) [prod. by Rex Kudo & DY]

18. 10 Feet [prod. by Camden Bench & Arin Ray]

19. Won’t Let Go [prod. by Purps On The Beat]

20. She’s The One [prod. by Hit-Boy]

21. Rider [prod. by Power]

22. Make Believe [prod. by Boi-1da & Tommy Brown]