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クリス・ブラウン、RCAとの契約更新で原盤権を自ら握る形に

Chris Brown

今年5月に30歳を迎えるR&Bスターのクリス・ブラウン(Chris Brown)が、所属しているメジャー・レーベルとの契約を更新し、新たに音楽原盤権を自ら持つ形で契約することになったと報じられている。

2005年、デビュー・シングル“Run It!”が全米シングル総合チャートで5週連続の1位を獲得、同年に発表したデビュー・アルバム『Chris Brown』もヒットを記録し、16歳にして早々にスターの仲間入りを果たしたクリス・ブラウン。以降も“Kiss Kiss”、“With You”、“No Air”、“Forever”などヒットを連発するも、一時は自ら起こしたトラブルが原因で批判の的になったが、それを跳ね返すがごとく2011年に発表した4作目『F.A.M.E.』では自身初となる全米アルバム総合チャート1位を初登場で獲得。さらに翌年には、同じく自身初となるグラミー授賞(最優秀R&Bアルバム賞)の栄誉に輝き、成熟した姿をアピールして復活を果たした。

ゴシップ欄を度々賑わせてはいるものの、2012年には“Don’t Wake Me Up”、2014年には“Loyal”とトップ10ヒットを放っているほか、ゲスト・オファーも絶えず、キッド・インクの“Show Me”、ニッキー・ミナージュの“Only”、オマリオンの“Post To Be”といったヒット曲に参加。昨年も、ゲスト参加したリル・ディッキーの“Freaky Friday”がトップ10ヒットとなっている。『F.A.M.E.』以降のアルバムも、2012年の『Fortune』、2014年の『X』、2015年の『Royalty』、2017年の『Heartbreak On A Full Moon』といずれも好調で、全45曲入りというボリュームで驚かせた最新作『Heartbreak On A Full Moon』に至っては、発売から2ヵ月と経たないうちに、さらに12曲を加えたデラックス・バージョンを発表するなど、音楽活動への意欲は尽きない。

このクリス・ブラウンが、『Fortune』から所属する形となったメジャー・レーベルのRCA Recordsとの契約を更新。クリス・ブラウンは元々、Jive Recordsからデビューしたが、2011年にRCAに再編する形でJiveが消滅し、そのままRCAへ移ったという経緯がある。売れっ子アーティストなだけに、契約更新そのものには意外性はないが、話題の的となっているのはその内容。クリス・ブラウンは、RCAと結んだ新たな契約の中で、通常はレーベル側が握るマスター音源の所有権を持つことになったと報じられている

20代の若さで原盤権を持つことができるのは異例で、「マスター音源の所有権を自ら持つ最年少アーティストのひとり」とプレスリリースでも謳われているようだ。RCA側は、「ブラウンとRCAによるこの新たな形の契約により、2019年やそれ以降においてクリス・ブラウンの新たな音楽、コンテンツ等のリリースがより促進されることは疑いようない」との声明を発表しているとのこと。クリス・ブラウン自身もInstagramの中でこの報道のツイートを写したスクリーンショットを公開しており、事実と見られる。なお、元恋人としても知られるリアーナは、2015年3月に原盤権を自ら保有する形で新作をレコーディングしていることが伝えられている(当時27歳)。

クリス・ブラウンは、音源が流出するトラブルも多く、『Heartbreak On A Full Moon』発売前にも、未完成のデモを含め、46曲もの音源が流出しており、レーベルの意向を受けてアルバム発売を延期。その後、ハロウィン発売にこだわり、一般的な金曜日発売ではない10月31日の火曜日にリリースするという異例の形で発表し、さらにその6週間後の12月12日は「サプライズ!」と謳って『Heartbreak On A Full Moon』にさらに12曲を加えたデラックス・エディションを緊急リリースするなど、自身の意向を優先させたと見られる動きを見せていた。クリス・ブラウン側が原盤権を持つことで、こうした動きはさらに加速しそうだ。

この新たな体制で、クリス・ブラウンは現在、ニュー・アルバム『Indigo』を準備中で、年明けには早々に新曲“Undecided”をChris Brown Entertainment/RCAから発表。クリスのデビュー・ヒット“Run It!”を手がけたことでも知られるスコット・ストーチ(Scott Storch)がプロデュースしたこの曲は、シャニースの92年の大ヒット“I Love Your Smile”をサンプリングしたキャッチーな楽曲。T.I.の“Wraith”を始め、シックスナインの『DUMMY BOY』やトリッピー・レッドの『Life’s A Trip』などをスコット・ストーチと共に手がけていた、アムステルダム出身の新鋭アヴェドン(Avedon)がコ・プロデュースを担当しているほか、クリス・ブラウン『Heartbreak On A Full Moon』で複数曲で関わっていたティージオ(Teezio)や、クリス・ブラウンの“Liquor”などをプロデュースしたこともあるトーン・スティス(Tone Stith)といった若手がソングライティングに関わっている。

先日公開された“Undecided”のミュージック・ビデオでは、クリス・ブラウンの相手役を、『Empire 成功の代償』でティアナ役を演じていることで知られる女優/歌手のセレイヤ(Serayah)が務めており、クリス得意のダンスを中心とした、エンターテインメントに溢れた映像に仕上がっている。

またクリス・ブラウンは、かつてはリアーナを巡って対立していたドレイク(Drake)との和解を昨年10月にアピールしたのに加え、年明けにはドレイクがクリス・ブラウンと一緒にいる写真を公開すると共に「Aubreezy」という言葉と共に一緒に制作している可能性を示唆。「Aubreezy」はドレイクのファーストネームであるオーブリー、そしてクリス・ブラウンの愛称であるブリージーを掛け合わせた言葉であると見られ、ファンの期待を高めている。

クリス・ブラウンは他にも、恋人と噂されるインドネシアの歌姫アグネス・モー(Agnez Mo)とのコラボレーション作の話が昨年末に浮上。さらに、トーリー・レインズ(Tory Lanez)、リッチ・ザ・キッド(Rich The Kid)、ジャクイース(Jacquees)といった若手たちともそれぞれコラボ作の話が出ている。

produced by Scott Storch
co-produced by Avedon
written by Chris Brown, Scott Storch, Avedon, Tone Stith, Patrizio “Teezio” Pigliapoco & Felicia Ferraro

features samples from “I Love Your Smile” (Narada Michael Walden, Jarvis Baker, Sylvester Jackson & Shanice) as performed by Shanice