bmr

bmr>NEWS>コ―ダック・ブラック、新作で初の全米アルバム・チャート1位を獲得

NEWS

コ―ダック・ブラック、新作で初の全米アルバム・チャート1位を獲得

Kodak Black - Dying To Live

昨年、“Tunnel Vision”が全米シングル総合チャートでトップ10入りを果たした21歳の若手ラッパーで、今年10月には“ZEZE”が全米シングル総合チャートで2位に初登場するなど勢いを増しているコーダック・ブラック(Kodak Black)が、最新作『Dying To Live』で自身初の全米アルバム総合チャート1位を手にした。

ハイチ系移民の両親のもとに生まれたコ―ダック・ブラックは、スター・ラッパーのドレイクが2015年に自身のインターネット・ラジオ番組で曲を紹介するなどして注目を集め、Atlantic Recordsとのメジャー契約を獲得。翌年には、米ヒップホップ誌XXLが期待の新人を選出する「XXL Freshmen Class」に選出された。そして昨年2月に発表した“Tunnel Vision”は、全米シングル総合チャートで初登場27位となり、翌週には8位へとジャンプアップ、3週目には6位まで上昇するなど人気が爆発。満を持して発表されたメジャー・デビュー・アルバム『Painting Pictures』は全米アルバム総合チャートで初登場3位、米R&B/ヒップホップ・アルバム・チャートで初登場2位を記録するなどの成功を見せた。

何度も逮捕され、勾留・釈放を繰り返すなどトラブルを抱える一方で、今年2月には「初のR&B作品」と位置付けられたミックステープ『Heart Break Kodak』を発表するなど意欲的に活動を続けているコ―ダック・ブラックは、9月にはあのブルーノ・マーズと共にグッチ・メインの“Wake Up In The Sky”にゲスト参加。そこからベン・ビリオンズ(Ben Billions)が制作した“If I’m Lyin, I’m Flyin”、そしてD.A.ドーマン(D.A. Doman)が制作した“ZEZE”と矢継ぎ早に自身の新曲をリリースし、トラヴィス・スコット(Travis Scott)とオフセット(Offset)をゲストに迎えた後者は、10月27日付の全米シングル総合チャートで2位に初登場となるなど大反響を巻き起こした。

そして12月14日についに発表された最新作『Dying To Live』(⇒ 全曲フル試聴可)は、1週目でおよそ8万9000ユニット(1ユニット=アルバム1枚売り上げ相当)を記録し、今週発表された12月29日付の最新全米アルバム総合チャートで初登場1位を獲得。自身初のナンバーワン・ヒットとなった。総合およそ8万9000ユニットのうち、実売セールスはわずか5000枚程度に留まった一方で、音楽ストリーミング・サービスにおいては、アメリカでのアルバム収録曲の再生回数の総計が1週間で1億1420万回にものぼり、ストリーミングによるポイントだけでおよそ8万2000ユニット(有料会員によるストリーミングは1250回再生につき1ユニット、広告付き無料ストリーミングは3750回再生につき1ユニットと換算される)を稼ぎ出した。実に、総合ユニットのおよそ9割以上がストリーミングで占められている。

また全米シングル総合チャートにおいては、この『Dying To Live』発売効果もあって“ZEZE”が前週9位から8位へと浮上。他にも、チャートイン3週目となるリード曲“Calling My Spirit”が前週53位から46位に上昇したほか、ジュース・ワールド(Juice WRLD)との“MoshPit”が58位に初登場となるなど、『Dying To Live』収録曲がトップ100内に5曲同時チャートイン。ゲスト参加したグッチ・メインの“Wake Up In The Sky”を加えると、コ―ダック・ブラック関連曲が6曲同時チャートインとなっている。

また12月29日付の最新全米アルバム・チャートでは、『スパイダーマン』シリーズのスピンオフ作品となるアニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』のサウンドトラック的作品『Spider-Man: Into The Spider-Verse (Soundtrack From & Inspired by the Motion Picture)』(⇒ 全曲フル試聴可)が、1週目およそ5万2000ユニット(実売およそ1万4000枚)で5位に初登場。『ブラックパンサー』などと同様、ヒップホップを中心としたアーティストたちによる全曲新曲というコンセプトの作品で、リル・ウェインや故エクスエクスエクステンタシオン、ニッキー・ミナージュ、ジュース・ワールド、タイ・ダラー・サインなどの人気アーティストがずらりと並ぶ豪華なアルバムだが、映画の高評価に比べ、アルバムのほうはやや伸び悩んだようだ。

もっとも、同作からリード曲として先行発表された、ポスト・マローン(Post Malone)とスウェイ・リー(Swae Lee)による“Sunflower”は人気が高く、アメリカでの映画一般公開が迫った先週の12月22日付の全米シングル総合チャートで7位まで上昇。トップ10入りを果たしていたが、『Spider-Man: Into The Spider-Verse』発売効果もあり、最新の12月29日付チャートでは4位まで上昇している。

Hot 100 全米シングル総合チャート(12/29付):
1.(→) Ariana Grande – thank you, next
2.(→) Halsey – Without Me
3.(→) Travis Scott ft. Drake – SICKO MODE
4.(↑7) Post Malone & Swae Lee – Sunflower (Spider-Man: Into The Spider-Verse)
5.(↓4) Marshmello & Bastille - Happier
6.(↓5) Panic! At The Disco – High Hopes
7.(↓6) Mariah Carey - “All I Want For Christmas Is You
8.(↑9) Kodak Black ft. Travis Scott & Offset - ZEZE
9.(↓8) Lil Baby & Gunna – Drip Too Hard
10.(↑13) Andy Williams – “It’s The Most Wonderful Time Of The Year”

14.(↓11) Gucci Mane x Bruno Mars x Kodak Black - “Wake Up In The Sky
46.(↑53) Kodak Black – “Calling My Spirit
58.(-) Kodak Black ft. Juice WRLD – “MoshPit”
74.(-) Kodak Black – “Testimony
88.(-) Kodak Black ft. Lil Pump – “Gnarly