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ミーク・ミル新作が全米アルバム・チャート1位に初登場 リル・ベイビーは2位に

Meek Mill - Championships

昨年11月に受けた実刑判決について、担当裁判官の「個人的な恨み」によるものだとして、ペンシルバニア州知事までも不当だと声を上げるなど多くの著名人が批判の声を上げ、社会的関心を集めた問題となったことで知られるミーク・ミル(Meek Mill)。この人気ラッパーの最新作『Championships』が、全米アルバム総合チャートで初登場1位となった。

リック・ロス率いるMaybach Music Groupの看板ラッパーとして人気を誇るミーク・ミル。昨年は、度重なる保護観察違反について有罪となり、2~4年の懲役を命じられたものの、この判決について担当裁判官の「個人的な恨み」によるもので、行動や判断に不適切なものがあると指摘されたことで、多くの著名人が批判の声を上げることに。そして今年4月、フィラデルフィア地区検事長がペンシルベニア州最高裁判所に働きかけたことにより、最高裁が保釈を命じ、4月24日についに保釈された。

活動を再開させたミーク・ミルが、今年7月に発表したEP『Legends Of The Summer』に続いて11月30日にリリースしたのが、およそ1年ぶりのニュー・アルバム『Championships』だ。ジェイ・Z、フューチャー、リック・ロス、カーディ・Bなどの人気ラッパーたちが集結し、中でも一時は舌戦を繰り広げていたドレイクの参加でも注目を集めている。

このミーク・ミルの最新作が、10日に発表された12月15日付の最新全米アルバム総合チャートで初登場1位となった。ミーク・ミルにとっては、2015年作『Dreams Worth More Than Money』以来、2作目のナンバーワン・ヒットとなる。『Championships』は、1週目およそ22万9000ユニット(1ユニット=アルバム1枚相当)を記録。2位以下に3倍近い差をつけた。そのうち、実売セールスはおよそ4万2000枚で、総合ユニットの大半は、音楽ストリーミング・サービスでの再生回数によるポイントで稼いだもの(※有料会員によるストリーミングは1250回再生につき1ユニット、広告付き無料ストリーミングは3750回再生につき1ユニットと換算される)。『Championships』収録曲のアメリカにおける週間ストリーミング再生回数は、およそ2億3540万回にものぼり、2018年で9番目の週間ストリーミング再生回数になるという。

12月15日付の最新全米アルバム総合チャートで2位となったのは、今月3日に24歳になったばかりの新進ラッパー、リル・ベイビー(Lil Baby)の最新ミックステープ『Street Gossip』。

ドレイクとの“Yes Indeed”が今年5月に全米シングル総合チャートで最高6位のヒットを記録したことで知られるリル・ベイビーは、“Yes Indeed”を収録したメジャー・デビュー・アルバム『Harder Than Ever』が全米アルバム・チャートで初登場3位を記録。この10月には、新進ラッパーのガナ(Gunna)とのコラボレーション作『Drip Harder』が全米アルバム総合チャートで初登場4位となっただけでなく、リード曲“Drip Too Hard”が全米シングル総合チャートで最高4位、現在もトップ10ヒット中という、勢いのある若手だ。

リル・ベイビーにとって今年、『Harder Than Ever』、『Drip Harder』に続く3作目となる『Street Gossip』は、1週目およそ8万8000ユニットを記録し、全米アルバム・チャートで初登場2位に。自身最高位となったほか、『Harder Than Ever』の1週目およそ7万1000ユニットを上回る成績となった。総合ユニットおよそ8万8000のうち、実売セールスはおよそ5000枚に留まり、ストリーミングだけで8万2000ユニットと、9割以上をストリーミングで稼ぎだしている。

全米アルバム総合チャート3位には、先週初登場2位となったシックスナイン(6ix9ine)のデビュー・アルバム『DUMMY BOY』がランクイン。『DUMMY BOY』は、当初11月23日(金)発売予定だったものの、発売直前に逮捕された影響で発売延期となったが、音源流出などの問題もあって急きょ11月27日(火)に緊急リリースされた。米Billboard誌による全米アルバム総合チャートは、金曜日から翌木曜日までの7日間を集計対象とするため、先週発表された12月8日付チャートでは、わずか3日間の数字のみでおよそ6万6000ユニットを記録し、初登場2位となっていたが、12月15日付の最新チャートでは初めて7日間フルで集計され、およそ8万3000ユニットを記録している。

また全米アルバム総合チャート6位には、22歳の新進ラッパー、スキー・マスク・ザ・スランプ・ガッド(Ski Mask The Slump God)のメジャー・デビュー・アルバム『Stokeley』がランクイン。リル・ベイビーらも参加した同作は、1週目およそ5万1000ユニットを記録し、6位に初登場となった。こちらも昨今のラップ作品では典型的だが、実売セールスはおよそ5000枚に留まり、総合ユニットの8割以上を占める4万5000ユニットをストリーミングで稼ぎ出した。なおスキー・マスク・ザ・スランプ・ガッドにとって、全米アルバム総合チャートで40位以内に入るのはこれが初めてとなる。