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カニエ・ウェスト、ニッキー・ミナージュら参加 シックスナインがデビュー・アルバムを発表

6ix9ine - DUMMY BOY

2017年に“GUMMO”のヒットで注目を集めた新進ラッパーで、この夏にニッキー・ミナージュとの“FEFE”が全米シングル総合チャート最高3位を記録する大ヒットとなった22歳、シックスナイン(6ix9ine)が、ついにデビュー・アルバム『DUMMY BOY』を発表した。

1996年生まれ、ブルックリン出身のシックスナインは、虹色に染めたドレッドヘアと虹色のグリル(歯の上につけるアクセサリー)、そして額にある「69」のタトゥーで知られる若手ラッパー。その個性的かつ特異なルックスが注目され、昨年7月には「あらゆるsoundcloudラッパーたちを打ち破った後、ラスボスとして出てくるのがこいつ」という文章と共に彼の写真がアップされた投稿がRedditやTwitterユーザーの間で話題となり、一時的に流行した。その後、10月にミュージック・ビデオが公開された“GUMMO”は、様々なパロディ・ビデオの登場によってSNSでバイラル・ヒットとなり、12月には全米シングル総合チャートで最高12位をマーク。一躍シックスナインの名が知れ渡った。

続く“KEKE”などもトップ50ヒットとなり、2018年2月にはデビュー・ミックステープ『DAY69: Graduation Day』を発表して全米アルバム総合チャートで初登場4位を記録、また5月に発表した“TATI”は全米シングル総合チャートで初登場トップ50入りするなど、そのアグレッシヴなラップ・スタイルで注目ラッパーとして勢いを増していったシックスナインは、今年7月に発表した“FEFE”で大ブレイクを果たすことに。人気女性ラッパーのニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)をゲストに迎え、ドレイクの大ヒット曲“Nice For What”などのプロデュースで知られるマーダ・ビーツ(Murda Beatz)らが手がけたこの“FEFE”は、全米シングル総合チャートで4位で初登場となる大反響を呼び、2週目には3位へ上昇。彼にとって初のトップ3ヒットとなった。

さらにこの勢いに乗って、8月末にはエクスエクステンタシオンやスモークパープらのプロデュースで知られるロニー・J (Ronny J)が手がけた“BEBE”を発表。父親がプエルトリコ系で、またメキシコなどの血が流れる母親を持つこともあり、スペイン語で歌われるラテン・テイストの楽曲となった“BEBE”は、全米シングル総合チャートで30位に初登場となっただけでなく、米ラテン・ソング・チャートでは初登場1位を記録。音楽ストリーミング・サービスの隆盛を背景に昨年から再び盛り上がっているラテン・マーケットへの訴求も成功させた。

続く“STOOPID”も全米シングル総合チャートで初登場25位と勢いの止まらないシックスナインは、11月頭になって、待望のデビュー・アルバム『DUMMY BOY』を11月23日にリリースする予定とアナウンス。期待が高まっていたものの、10代から薬物売買で生計を立て、ストリート・ギャングと関わってきた彼は度々逮捕されるなどトラブルも多く、10月末に、2015年に当時18歳の彼が13歳の少女と性的関係を持ったことで訴えられていた件で4年の保護観察処分となった矢先、数々の違法行為の容疑で11月18日に逮捕となってしまった。

シックスナインが拘留状態となったこともあり、『DUMMY BOY』は直前になって発売延期が決定されたものの、25日夜、シックスナインの公式ストアにて『DUMMY BOY』のデジタル・ダウンロード販売が突如スタート。すでに『DUMMY BOY』の音源がインターネットに流出していたことから、こうした音源リークに対抗して発売に踏み切ったと見られたものの、しかしわずか数時間で販売ページが削除されることに。当初『DUMMY BOY』はCapitol Music Group傘下のCarolineによるディストリビューションで販売予定だったものの、音源流出の問題、またシックスナイン側が流出問題の被害を少なくするためにリリースを急いだことからCarolineと衝突があったとされる。そしてシックスナイン側はディストリビューションを新たに、以前からシックスナインの音楽出版を担当していたCreate Music Groupに切り替え、今週27日、『DUMMY BOY』を正式にリリースした。

シックスナインのデビュー・アルバム『DUMMY BOY』は全13曲となっており、大ヒットとなった“FEFE”を始め、“TATI”、“BEBE”、“STOOPID”といったシングルを収録。“FEFE”に参加したニッキー・ミナージュ、“STOOPID”に参加したボビー・シュマーダ(Bobby Shmurda)、“BEBE”に参加したアニュエル・ダブルエー(Anuel AA)に加え、ほぼ全曲に豪華なゲストが参加。カニエ・ウェスト(Kanye West)が2曲、ニッキー・ミナージュも“FEFE”以外にカニエと共に“MAMA”に参加するなど計2曲で登場しているほか、“Drip Too Hard”が全米トップ10ヒット中のリル・ベイビー(Lil Baby)とガナ(Gunna)や、同じブロンクスのエイ・ブギー・ウィット・ダ・フディ(A Boogie Wit Da Hoodie)、グラミー候補にもなった“LUV”のトップ20ヒットで知られるトーリー・レインズ(Tory Lanez)といった若手ヒップホップ・アクトたちが集結している。

また、代表曲“GUMMO”のソングライティングだけでなくミュージック・ビデオの監督・撮影・編集などにも関わるなどシックスナインのキャリアを手助けしているトライフドゥルー(TrifeDrew)ことアンドゥルー・グリーン(Andrew Green)は、表題曲“DUMMY BOY”にゲスト・ラッパーとしてフィーチャーされているほか、“FEFE”、“STOOPID”など大半の楽曲でソングライターとして名を連ねている。

『DUMMY BOY』の制作陣には、“FEFE”を手がけたマーダ・ビーツキュービーツ(Cubeatz)を始め、今年全米シングル総合チャートで最高5位のヒットになったブロックボーイ・JB&ドレイクのヒット“Look Alive”のテイ・キース(Tay Keith)、“TATI”に参加していたDJスピンキング(DJ SpinKing)から、スコット・ストーチ(Scott Storch)らも参加しているようだ。

なお『DUMMY BOY』は現時点で、デジタル・プラットフォームでのみの発売・ストリーミングとなっている。

1. STOOPID (feat. Bobby Shmurda) [prod. by Tay Keith]
2. FEFE (feat. Nicki Minaj & Murda Beatz) [prod. by Murda Beatz / co-prod. by Cubeatz]
3. TIC TOC (feat. Lil Baby)
4. KIKA (feat. Tory Lanez)
5. MAMA (feat. Nicki Minaj & Kanye West)
6. WAKA (feat. A Boogie wit da Hoodie)
7. BEBE (feat. Anuel AA) [prod. by Ronny J]
8. MALA (feat. Anuel AA)
9. KANGA (feat. Kanye West)
10. FEEFA (feat. Gunna)
11. TATI (feat. DJ SPINKING) [prod. by Boi-1da & Cubeatz / add'l prod. by DJ SpinKing]
12. WONDO
13. DUMMY (feat. TrifeDrew)