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ドギー・スタイルの歌姫ラトイヤ・ウィリアムスが初のアルバムを発表 アヴィラ・ブラザーズがプロデュース

Latoiya Williams - Blue Rose

90年代後半にスヌープ・ドッグ率いるDoggy Style Recordsのアーティストとして世に登場し、そのスヌープからウォーレン・G、ザ・ゲーム、さらにはジェイ・Zなど数多くのヒップホップ作品でその歌声を聞かせてきたラトイヤ・ウィリアムス(LaToiya Williams)が、20年近いキャリアを経てついに初のアルバムとなる『Blue Rose』を19日に発表した。

ラトイヤ・ウィリアムスは、トイ(Toi)などの別名も合わせ、スヌープ・ドッグを中心とした西海岸のGファンク作品で歌声を聞かせてきたベテラン女性R&Bシンガー。スヌープのレーベル Doggy Style Recordsと契約し、スヌープ率いるドギー・スタイル・オールスターズ(Doggy Star Allstars)の一員としても活動したほか、1990年代末からドギー・エンジェルズ、ウォーレン・G、コラプト、イーストサイダーズらの作品に次々と参加。また、ジェイ・Z『The Blueprint 2』、バスタ・ライムス『The Big Bang』、ザ・ゲーム『LAX』、ヤング・バック『Buck The World』、アンソニー・ハミルトン『Comin’ From Where I’m From』などでそのソウルフルな歌声を聞かせてきた。

特にスヌープ・ドッグとは、2002年の『Paid Tha Cost To Be Da Bo$$』や213の『The Hard Way』、2011年の『Doggumentary』など度々共演。2001年のホラー映画『Bones』のスヌープが手がけたサウンドトラックでは彼女自身の楽曲も収められており、2002年にはドギー・スタイル・オールスターズ『Welcome To Tha House, Vol. 1』で4曲に参加し、彼女のソロ曲“Fallen Star”はシングルカットされるなど、ラトイヤ・ウィリアムス自身が表舞台に立つことが期待されたが、しかし最終的に彼女のアルバムが出ることはないまま、彼女はDoggy Styleを離れることになる。

2013年にはデビューEP『Kup Cak’n』を発表して再始動したラトイヤ・ウィリアムスは、2015年にも初のフル・アルバムとなる『Blue Rose』の制作を明かしていたものの、なかなか発表されることなく時が過ぎていたが、今年7月になって、アヴィラ・ブラザーズ(The Avila Brothers)がプロデュースした久々の新曲“Vintage Love”が登場。アヴィラ・ブラザーズは、大御所プロデューサー・デュオ=ジミー・ジャム&テリー・ルイスのもとでアッシャーのメガヒット作『Confessions』を始め、ジャネット・ジャクソン、メアリー・J.ブライジ、チャカ・カーン、アース・ウィンド&ファイアー、チャーリー・ウィルソンなどを手がけてきた兄弟デュオで、単体でもアンソニー・ハミルトンからエル・デバージ、デボラ・コックス、ミッシー・エリオットのプロデュースを担ったベテランだ。

この“Vintage Love”の発表と共に、いよいよ『Blue Rose』がリリースされることが予告されていたが、ついにラトイヤ・ウィリアムスにとって初のフル・アルバムとなる『Blue Rose』が10月19日に発売された。ラトイヤは、「album produced by The Avila Brothers」と説明しており、詳細なクレジットは不明なものの、アルバム全体をアヴィラ・ブラザーズがプロデュースしたようだ。ナンシー・ウィルソンなどのバージョンで有名なジャズ・スタンダード“Save Your Love For Me”のカバーを除いて、アルバムの楽曲は、ソロ・アーティストとしても活動しているモントリオールのソングライター、フランキー・フェイド(Franky Fade)がラトイヤと共に書いたという。また、“No Time”という楽曲についてはアヴィラ・ブラザーズではなく、ジャズ・プレイヤーとしての顔も持つラッパー/プロデューサーのオーヘニー・サヴァント(O’hene Savant)が手がけたようだ。

全8曲、30分に満たないコンパクトな内容ではあるものの、馴染みのGファンク調のナンバーから、ソウル~R&B、さらにはジャズまで、彼女の歌声を引き立たせる楽曲が揃っている。

1. Blue Rose
2. Should’ve Been The One
3. Can’t Decide
4. No Time
5. Vintage Love
6. Change
7. One Call
8. Save Your Love For Me