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ザ・ウィークエンド、フレンチ・モンタナ、M.I.A.ら参加 ウィークエンドが信頼するベリーが新作を発表

Belly - IMMIGRANT

Love Me Harder”、“Earned It”、“The Hills”といったザ・ウィークエンドの数々のヒットに携わってきたソングライターとしても知られるパレスチナ系カナダ人ラッパーのベリー(Belly)が、ニュー・アルバム『IMMIGRANT』を12日に発表した。

パレスチナ自治政府ジェニン生まれ、カナダはオタワ育ち。rebellious(反抗的な、反体制的な)に由来するベリーというアーティスト名を名乗る彼は、2005年頃からミックステープを発表するなど活動し、カナダのインディ・レーベル、CP Recordsと契約、2007年にはジニュワイン、マリオ・ワイナンズ、スカーフェイス、ファボラスといったアメリカの人気アーティストも参加した『The Revolution』でデビューした。カナダのグラミー賞と言われる〈JUNO Awards〉では年間最優秀ラップ・レコーディング部門も勝ち取った。

その後、ザ・ウィークエンド(The Weeknd)が2011年に発表したミックステープ3部作の第3弾『Echoes Of Silence』に収録された“Outside”でソングライティングに関わったのをきっかけにザ・ウィークエンドと接近。ザ・ウィークエンドの2013年作『Kiss Land』では、“Belong To The World”、“Live For”、“Wanderlust”など大半の楽曲にソングライターとして関わった。以降、ザ・ウィークエンド作品には欠かせない腹心的ソングライターとなっており、全米シングル総合チャート最高7位を記録し、ザ・ウィークエンドのブレイクのきっかけとなったアリアナ・グランデとの“Love Me Harder”を始め、グラミー賞、アカデミー賞候補にもなったロングヒット“Earned It”、全米シングル総合チャート1位になった“The Hills”などの楽曲を手がけていく。

こうしたソングライターとしての活躍後、2015年5月にはミックステープ『Up For Days』でカムバックしたベリーは、同時にザ・ウィークエンドのレーベル XO、そしてジェイ・Z率いるRoc Nationとレコーディング・アーティストとして契約したことを発表。XO/Roc Nationより『Another Day In Paradise』、『Inzombia』、『Mumble Rap』といったミックステープを精力的にリリースし続け、アーティストとしての存在感を増していった。

そしてついに、ベリーのニュー・アルバム『IMMIGRANT』が登場。ベリーのオリジナル・スタジオ・アルバムとしては『The Revolution』以来11年以上ぶり、またメジャー・リリースとしては初のアルバムとなる。全11曲、30分強という、近年のラップ作品にしてはコンパクトな内容となっているが、ゲスト・アーティストは豪華だ。盟友ザ・ウィークエンドや、ベリーと同じくXOに所属するインド系カナダ人ラッパー/プロデューサーであるナヴ(NAV)らを始め、フレンチ・モンタナ(French Montana)、ミーク・ミル(Meek Mill)、ヨー・ガッティ(Yo Gotti)といった人気ラッパーたち、さらにはM.I.A.までが参加している。

また制作陣には、ベリー作品の常連であるジ・アニマルズ(The ANMLS)や、ザ・ウィークエンド作品で知られるベン・ビリオンズ(Ben Billions)、ダ・ヒーラ(DaHeala)などから、ナヴとコラボレーション作を発表したこともあるメトロ・ブーミン(Metro Boomin)や、ポスト・マローンらを手がけるレックス・クドー(Rex Kudo)とリオン・トーマス(Leon Thomas)、さらにはマルーン5やザ・ウィークエンドの大ヒット曲を手がけたことで知られるサーカット(Cirkut)らが関わっている。

ベリーは当初は『Midnight Zone』というアルバムを準備中としていた。しかし今年9月になってベリーは、アルバムの10月12日発売を告知すると共に、「起こっている全てのことについて、俺は黙って見過ごすことができない。俺は自分の真実を語ることに決めた。だから俺のアルバムは『IMMIGRANT』というタイトルになる」と発表した。

パレスチナ移民であるベリーは、昨年発表した『Mumble Rap』でも“Immigration To The Trap”という曲で移民についてラップしていたほか、今年7月には、世界中から批判を受けて撤回されたトランプ米大統領による親子を引き離す移民政策などを受けて「IMMIGRANT」とプリントされたチャリティTシャツを発売するなど、近年の移民問題について強く関心を持っていた。自身も移民であり、音楽を通して数々の問題提起をしてきたM.I.A.は、“Borders”で難民ボートをテーマにしたミュージック・ビデオを制作するなど移民問題も当然ながら表現しており、彼女が『IMMIGRANT』の表題曲“Immigrant”に参加したのも、テーマに共鳴したからだと見られる。

1. Another Note (feat. Zack) [prod. by Ben Billions]
2. Xion [prod. by Skinny, Bijan & The ANMLS]
3. Who Hurt You [prod. by The ANMLS & Jason "DaHeala" Quenneville]
4. Immigrant (feat. Meek Mill & M.I.A.) [prod. by The ANMLS, Rex Kudo & Leon Thomas]
5. Numbers (feat. Yo Gotti) [prod. by The ANMLS & Skinny]
6. All For Me (feat. Metro Boomin) [prod. by Metro Boomin & Southside]
7. Dust (feat. French Montana) [prod. by The ANMLS]
8. What You Want (feat. The Weeknd) [prod. by The ANMLS & NAV / co-prod. by Cirkut]
9. What Does It Mean? [prod. by The ANMLS, Skinny & ELEW]
10. Maintain (feat. NAV) [prod. by Austin Powerz & Shakari "TRAKGIRL" Linder]
11. Street Cathedral [prod. by The ANMLS & Skinny]