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R&Bシンガーのマリオが9年ぶり新作でカムバック エド・シーランのプロデューサーが全面協力 [全曲フル試聴可]

Mario - Dancing Shadows

2005年に9週連続で全米チャート1位となった“Let Me Love You”などのヒットで知られるR&Bシンガーのマリオ(Mario)が、ついに新作『Dancing Shadows』でカムバック。実に9年ぶりのアルバム・リリースとなった。

マリオことマリオ・バレットは、弱冠14歳にして大御所クライヴ・デイヴィスのレーベル J Recordsとの契約を獲得し、“歌える”キッズ・シンガーとして2002年に15歳でデビュー。 ビズ・マーキーの1990年ヒットをリメイクしたデビュー・シングル“Just A Friend 2002”は、オリジナルを超える全米シングル総合チャート最高4位という、いきなりの大ヒットとなった。2004年にはセカンド・アルバム『Turning Point』を発表し、少年から青年へと成長していく姿を見せたが、中でも作詞作曲に関わったニーヨ(Ne-Yo)にとってもキャリアの転機となった“Let Me Love You”は翌2005年に大ヒット。2005年1月1日付の全米シングル総合チャートで首位を獲得し、9週連続1位となるメガ・ヒットに。“Let Me Love You”と『Turning Point』は、2005年の第48回グラミー賞でノミネートも受けた。

2007年には『Go』、2009年には『D.N.A.』とリリースを重ね、『D.N.A.』からの“Break Up”はトップ20ヒットとなるなど順調にキャリアを築いてきたマリオだったが、2011年に所属していたJ Recordsが解体され、RCA Recordsへと吸収されてから状況は一転。そのままRCA所属となったものの、ニッキー・ミナージュとの“Somebody Else”などのシングルを発表したが、予定されていた新作『Evolve』は発表されないまま、RCAとの契約を終了することになる。

RCAを離れてインディペンデントに活動の場を移したマリオだが、その後も苦難は続く。最大のヒット“Let Me Love You”を手がけたスコット・ストーチのプロデュースによる新作『Never 2 Late』を2015年11月27日にリリースすると予告し、“Forever”などの楽曲を発表してファンを喜ばせたものの、1週間の延期を経てもアルバムは発売されることなく沈黙。後に、スコット・ストーチの法的トラブルに巻き込まれて音源を発表できない状態になっていることを明かし、これもお蔵入りとなってしまった。

そして2016年には心機一転して、今度は『Paradise Cove』というタイトルの新作を予告し、“I Need More”、“Let Me Help You”といった新曲をリリース。昨年には“Pain Is The New Pleasure”という新曲を発表すると共に新作タイトルを『Paradise Cove』から『Cosmo 17』へと改め、さらに今年になって『Dancing Shadows』へと改題するなど紆余曲折あったが、ついに5作目のオリジナル・スタジオ・アルバムとなる新作『Dancing Shadows』が発表された。『D.N.A.』以来、実に9年ぶりのアルバムとなる。

自主レーベルのNew Citizenと、インディ・ディストリビューターのEmpire Distributionとの提携で10月5日に発表されたニュー・アルバム『Dancing Shadows』は全11曲を収録。タイトルを改める前に発表された“I Need More”、“Let Me Help You”、“Pain Is The New Pleasure”などはいずれも未収録となっており、既発曲は、今年7月に発表された先行シングル“Drowning”と、表題曲“Dancing Shadows”のみとなっている。

アルバムは、エド・シーランのデビュー・アルバム『+』や2015年の世界的ヒット“Thinking Out Loud”のプロデューサーとして知られるジェイク・ゴズリング(Jake Gosling)が全面的にプロデュース。ジェイク・ゴズリングが中心となる形で、アッシャー『Hard II Love』やジェイコブ・バンクス、デイリーなどを手がける若手サウンドトラック(xSDTRK)や、ロンドンの新進R&Bシンガー/プロデューサーであるデイコルム(Daecolm)、さらにカニエ・ウェストのG.O.O.D. Musicに所属していたことでも知られるライアン・マクダーモット(Ryan McDermott)といった才能が集まっており、マイケル・ジャクソンやニーヨを思わせる80sブギーや、官能的なスローナンバーなど、今様のサウンドにアップデートされた洗練されたR&Bアルバムに仕上がっている。

またソングライターとして、リアーナやアッシャー、クリス・ブラウン、トレイ・ソングス、キーシャ・コールらに楽曲提供をしたこともあるイライジャ・ブレイク(Elijah Blake)、そして姉妹R&Bグループ=チェリッシュ(Cherish)の一員で、セヴン・ストリーターのR&Bヒット“Before I Do”などにも関わったフェリーシャ・キング(Felisha King)らも関わっている。ゲスト・アーティスト不在がゆえに、マリオの成熟した歌声のみで勝負した作品だが、10年近く待たされた甲斐のある力作だ。

なお、2006年の『ステップ・アップ』や2007年の『フリーダム・ライターズ』といった映画に出演するなど演技の経験もあるマリオは、本国アメリカでは先月末からスタートした、音楽業界を舞台にした人気TVドラマ『Empire 成功の代償』第5シーズンにデヴォン役での出演が決定している。メインキャストたちが契約を取ろうと競い合うことになる注目の新進R&Bシンガー役ということで、劇中でもその歌声を聞かせることになりそうだ。マリオは、アメリカで17日放送の第4話から出演予定だ。

1. Drowning [prod. by Mario, Daecolm & xSDTRK]

2. Too Many Options [prod. by Pham & Mario]

3. Dancing Shadows [prod. by Jake Gosling, Pham & Mario / co-written by Elijah Blake]

4. Mirror [prod. by P2J, Jake Gosling & Mario]

5. Gold Plates [prod. by Jake Gosling, Pham & J Warner]

6. Good Times [prod. by Jake Gosling, Daecolm & Mario / co-written by Elijah Blake]

7. What You Started [prod. by Jake Gosling & Mario]

8. One Man Woman [prod. by Mario & Jake Gosling / co-written by Felisha King]

9. Care For You [prod. by Jake Gosling / co-written by Felisha King]

10. Goes Like That [prod. by Mario & Jake Gosling]

11. I Believe [prod. by Mario, Ryan McDermott & Jake Gosling]