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エミネム、話題曲「キルショット」が全米シングル総合チャートで初登場3位に

Eminem - Killshot

9月29日付の最新全米シングル総合チャートが発表され、ドレイク(Drake)の大ヒット曲“In My Feelings”がついに首位から陥落。代わって、ここ6週に渡って2位につけていたマルーン5 (Maroon 5)の“Girls Like You”が1位に。そしてエミネム(Eminem)の話題の新曲“Killshot”が初登場で3位というロケットスタートとなっている。

人気女性ラッパーのカーディ・B (Cardi B)がゲスト参加したバージョンが5月末に発表され好評を博しているマルーン5の“Girls Like You”は、チャートイン2週目の6月16日付チャートで全米シングル総合チャートの3位まで急上昇して以降、先週までずっとトップ5をキープ。特にここ6週に渡っては2位を維持していた。そしてシングル総合チャートを10週連続で制覇してきたドレイク“In My Feelings”の勢いの衰えと共に、見事、チャートイン17週目にしてついに首位奪取を成し遂げた。

ドレイクの“In My Feelings”は、ストリーミングこそ前週比2%ダウンに留まったものの、ダウンロード・セールスは前週比14%減、ラジオ・エアプレイは前週比20%減と、全指標で勢いの後退が現われているのに対し、マルーン5の“Girls Like You”は、ストリーミングは前週比3%ダウン、ダウンロード・セールスは前週比3%減、そしてラジオ・エアプレイは前週比2%アップと踏みとどまっている。特にラジオについては、米ラジオ総合チャートで9週連続1位と勢いがあり、首位交代の大きな要因となった。

マルーン5はこれで4曲目、“One More Night”以来ちょうど6年ぶりのナンバーワン・ヒットを手にした。またゲスト参加したカーディ・Bにとっては3曲目のナンバーワン・ヒットとなる。

またこの首位交代により、ついにラップ楽曲による全米1位独占に終止符が打たれた。2018年は、ドレイクの“God’s Plan”が2月3日付チャートで初登場1位になって以降、“God’s Plan”(11週連続1位)、ドレイク“Nice For What”(通算8週1位)、チャイルディッシュ・ガンビーノ“This Is America”(2週連続1位)、ポスト・マローンの“Psycho”(1週1位)、エクスエクスエクステンタシオンの“SAD!”(1週1位)、カーディ・Bの“I Like It”(1週1位)、そしてドレイクの“In My Feelings”(10週連続1位)と、実に34週連続でラップ楽曲が全米シングル総合チャートの首位を独占してきた。つまり、2018年のうち、およそ8ヵ月に渡ってラップ楽曲が全米1位だったということになる。マルーン5 “Girls Like You”の1位獲得によって、1月27日付チャートで1位になったカミラ・カベロ“Havana”以来、8ヵ月ぶりにポップ楽曲が首位となった。もっとも、カミラ・カベロ“Havana”も、人気ラッパーのヤング・サグがゲスト参加している。

マルーン5は、来年2月にアトランタで開催される第53回スーパーボウルのハーフタイム・ショーのヘッドライナーを務めるとも報じられているほか、来年の2019年2月25日(月)には東京ドームにて来日公演も決定しており、話題の的になる中での吉報となった。

そして今週3位に初登場となったのは、「ヒップホップ・モンスター」ことエミネムの新曲“Killshot”だ。

8月末にニュー・アルバム『Kamikaze』をサプライズ・リリースし、大ヒットさせたばかりのエミネムだが、この“Killshot”は、今月14日にリリースされたばかりの新曲。『Kamikaze』は、多くのアーティストへの“口撃”を含んでいることでも話題だが、中でも盛り上がっているのが、28歳の白人ラッパー、マシンガン・ケリー(Machine Gun Kelly)との「ビーフ」だ。

『Kamikaze』に収録された“Not Alike”の中で、名指しでマシンガン・ケリーを批判したことに対し、ケリーはすぐさま“Rap Devil”という新曲を発表して応戦。9月8日にリリースされた同曲は、先週の9月22日付のシングル総合チャートで13位に初登場。ケリーにとって、自身単独の曲としては初のトップ50入りとなる、大きな反響を見せた。

そしてエミネムの新曲“Killshot”は、この“Rap Devil”に対するアンサーソングとなっているのだが、YouTubeでの再生回数は、公開から24時間で3810万回再生を記録。公開から24時間の再生回数の記録として史上3番目の大ヒットとなった。また、歴代1位はBTSの“IDOL”(4500万回以上)、2位はテイラー・スウィフトの“Look What You Made Me Do”(およそ4320万回)であり、ヒップホップ楽曲では歴代1位の記録になる。加えて、BTSとテイラー・スウィフトはいずれもミュージック・ビデオでの公開だが、エミネムは音声のみのビデオでの数字というのも特筆すべき点だ。

この大反響を受けて、エミネムの新曲“Killshot”は9月29日付の最新シングル総合チャートで初登場3位というロケットスタートとなった。エミネムにとっては通算20曲目のトップ10ヒットとなる。また、初登場でトップ3入りしたのは、リアーナとの“The Monster”以来、およそ4年10ヵ月ぶり。トップ5ヒット自体も“The Monster”以来となる。またゲスト参加のない楽曲でトップ3入りしたのは、2010年に初登場で1位となった“Not Afraid”以来、およそ8年3ヵ月ぶりになる。

エミネムはまた、ジョイナー・ルーカス(Joyner Lucas)との“Lucky You”が、ミュージック・ビデオが公開された影響もあり、前週18位から今週13位へと再浮上している。同曲は、『Kamikaze』発売時の9月15日付チャートで初登場6位だった。

Hot 100 全米シングル総合チャート トップ10
1.(↑2) Maroon 5 ft. Cardi B - Girls Like You
2.(↓1) Drake – In My Feelings
3.(-) Eminem – Killshot
4.(↑5) Juice WRLD – Lucid Dream
5.(↓4) Post Malone – Better Now
6.(↓3) Cardi B, Bad Bunny & J Balvin – I Like It
7.(↓6) Kanye West & Lil Pump – I Love It
8.(↓7) 6ix9ine ft. Nicki Minaj & Murda Beatz - FEFE
9.(↓8) Travis Scott ft. Drake – Sicko Mode
10.(↑11) 5 Seconds Of Summer – Youngblood