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マック・ミラー、最後のアルバムが全米チャート6位に再浮上 トップ50には5作がランクイン

Mac Miller (photo by G L Askew)

現地時間で今月7日に26歳の若さで急逝した人気ラッパー/プロデューサーのマック・ミラー(Mac Miller)が亡くなるおよそ1ヵ月前に発表した最後のアルバム『Swimming』が、最新の全米アルバム総合チャートで6位に再浮上した。

ドレイク、ケンドリック・ラマー、チャンス・ザ・ラッパー、J・コール、ポスト・マローンといった人気ラッパーたちを始め、元恋人のアリアナ・グランデ、『Swimming』に参加したジョン・メイヤーから、フィオナ・アップル、エルトン・ジョンまでもが追悼するなど、大きな衝撃を与えたマック・ミラーの訃報。亡くなった当日7日には、アメリカにおける音楽ストリーミング・サービスでの彼の楽曲の再生回数は、前日比で970%増となる、およそ3250万回再生を記録。また、今年8月3日にリリースしたばかりの最新作『Swimming』は、実売セールスが500%以上増加したと報じられた。

そして今週発表された9月22日付の最新全米チャートでは、アルバム総合チャートで『Swimming』が6位に再浮上。発売1週目の8月18日付チャートで初登場3位を記録したマック・ミラーの『Swimming』は、翌週には20位までランクダウンし、先週の9月15日付チャートでは71位まで下がっていたが、訃報の影響で、一気にトップ10へと急浮上した。『Swimming』は、実売セールスが前週比874%増となるおよそ1万5000枚を売り上げ、総合では前週比634%増となるおよそ6万7000ユニット(1ユニット=アルバム1枚相当)を記録した。

また、2011年に発表したミックステープ『Best Day Ever』は、これまで全米アルバム総合チャート入りをしたことはなかったが、26位にランクイン。リリースから18ヵ月以上過ぎた過去作を対象とするカタログ・アルバム・チャートでは初登場1位となっている。全米アルバム総合チャートでは他にも、2015年に発表したメジャー・デビュー作『GO:OD AM』は32位に、インディながら初登場1位という衝撃のデビューを飾った2011年のデビュー・アルバム『Blue Slide Park』は49位に、2016年発表の前作『The Divine Feminine』は50位に、メジャー2作目となった2013年の『Watching Movies With The Sound Off』が59位に再浮上。いずれも全米チャート再登場となった。加えて、2012年発表のミックステープ『Macadelic』が初めてチャートインを果たし、106位に。トップ200に7作同時チャートイントップ50には5作が同時チャートインとなった。

この1週間におけるマック・ミラー全作の総ユニット数は、前週比912%増となるおよそ14万7000ユニットに。特に実売セールスにおいては、前週比1309%増(およそ2万4000枚)となった。また、楽曲のストリーミング再生回数は、前週比で872%増となるおよそ1億9923万回を記録しており、全米シングル総合チャートにおいてもマック・ミラーの楽曲は複数チャートインしている。

9月22日付の最新全米シングル総合チャートでは、マック・ミラーの楽曲が100位以内に3曲同時チャートイン。いずれも、最新作『Swimming』からの楽曲となっており、中でも最も反応があったのは、アリアナ・グランデとの破局における傷心、そして破局の原因になったとされるドラッグやアルコールへの依存症を乗り越えようと歌う“Self Care”で、36位に初登場となった。同曲はこれまでトップ100入りしたことはなく、これが初のチャートインとなり、また奇しくも彼にとって、ゲスト参加曲ではない自身の楽曲で初めてトップ50入りを果たすことになった。ゲスト参加曲を含めると、マック・ミラーは、2013年にアリアナ・グランデの“The Way”で初のトップ10ヒットを手にしている。

『Swimming』からは他にも、亡くなる直前にライブ映像が公開された“Hurt Feelings”が70位に、アルバムのオープニングを飾る“Come Back To Earth”が91位に初登場となっている。

マック・ミラー、本名マルコム・マコーミックは、現地時間で9月7日金曜の午後、カリフォルニア州サンフェルナンドバレーの自宅にて亡くなっているのが発見された。26歳の若さだった。発見者はマック・ミラーの友人で、すでに心停止していたとされ、また発見される数時間前に亡くなっていたと一部で報じられている。検死は終わったが、薬毒物検査の結果を待っているため、死因はまだ発表されていない。亡くなった当日はミュージック・ビデオの撮影予定日だったという。