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J・コール、フューチャー、カリードら参加 注目の新人、6LACKが新作を発表

6LACK - East Atlanta Love Letter

Apple Musicによる新人育成プログラム「UP Next」の第一弾アーティストに選ばれ、今年開催された第60回グラミー賞の候補にもなった注目の26歳トラップ・ソウル系新進シンガー/ラッパー、6LACK (ブラック)が、およそ2年ぶりとなる新作『East Atlanta Love Letter』を14日に発表した。

6LACKことリカード・ヴァレンタインは、1992年生まれ、アトランタ育ち。父親がラッパーだった影響で、4歳の時には父親のスタジオでレコーディングを経験したという。小学校の頃にはすでにラップを始めており、バトル・ラッパーとして10代を過ごした。本人曰く、バトル・ラップでは一度しか負けたことがないそうで、その対戦者には後のヤング・サグ(Young Thug)もいた。この頃からすでに、通称ゾーン6と呼ばれるアトランタ東部をレプリゼントした6LACKという名を名乗っていた。

10代終わりの2011年には、チーム・フライト(Team Flight)というヒップホップ・コレクティヴの一員としてフロー・ライダーのレーベルと契約。バルドスタ州立大学を中退して音楽活動に力を入れるものの、方向性の違いなどからレーベルと対立するように。レーベルに隠れてソロ音源をsouncloudなどに発表していくうちに、ロウリーやDRAMらを抱えるアトランタのクリエイティヴ・エージェンシー、LVRN (LoveRenaissanc)とソロ・アーティストとして契約し、アトランタの注目新人のひとりとして少しずつ知名度を上げていく。

前レーベルとの契約が終了するのを待って2016年にようやく正式にソロ・デビューを果たした6LACKは、“PRBLMS”でブレイク。カイリー・ジェンナーやディディといった有名人がSnapChatで使用するなど大きな反響を呼び、Interscope Recordsとのメジャー契約を獲得。同年11月にはデビュー・アルバム『FREE 6LACK』を発表し、米Rolling Stone誌など様々なメディアで、流行中のトラップ・ヒップホップの影響を受けたR&B、いわゆる「トラップ・ソウル」系の注目アーティストとして紹介された。

2017年には、Apple Musicが新しく始めた新人育成プログラム「UP Next」の第一弾アーティストに選出され、TV番組への出演、Apple Musicによるインターネット・ラジオ「Beats 1」での露出、Apple Musicのプレイリストでフィーチャー、ミニ・ドキュメンタリーの製作・公開など、Apple Musicから大きなバックアップを受けた。加えて、ザ・ウィークエンドの北米ツアーで前座を務め、これが縁で、6LACKのLA公演にザ・ウィークエンドがサプライズ出演したことが話題となったほか、ジ・インターネットのシドのソロ・デビュー・アルバム『Fin』へのゲスト参加を始め、世界的ヒットメイカーであるティンバランドに気に入られてコラボレーション曲“Grab The Wheel”を発表するなど、注目の新鋭として活躍の場を広げていく。

昨年11月には、『FREE 6LACK』の発売1周年を記念したデラックス・エディションを発売。また、受賞こそ叶わなかったものの、今年1月に授賞式が開催された第60回グラミー賞では、『FREE 6LACK』が最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム部門、“PRBLMS”が最優秀ラップ/歌唱パフォーマンス部門と2部門でノミネートを受けた。こうした活躍を経て、6LACKが満を持して、『FREE 6LACK』からおよそ1年10ヵ月ぶりとなるニュー・アルバム『East Atlanta Love Letter』を完成させた。

14日に発売された『East Atlanta Love Letter』は、全14曲を収録。ゲスト・アーティストには、最新作『KOD』も大ヒットを記録、先日フォーブス誌が発表した「ラッパー長者番付2018」で5位にもなった人気ラッパー/プロデューサーのJ・コール(J. Cole)や、同じアトランタを代表する人気ラッパーであるフューチャー(Future)、そして同じくアトランタの若手人気ラップ・トリオ=ミーゴスのメンバーとして知られるオフセット(Offset)といったラッパーたちに加え、今年のグラミー賞で新人賞を含む4部門にノミネートを受けたカリード(Khalid)も参加している。カリードとは今年4月に発表された“OTW”でも共演していた仲。また6LACKは以前に、フューチャーの“Perkys Calling”をリメイクした“Ex Calling”を発表したこともある。

また、ロードを一躍スターにした世界的ヒット曲“Royals”を生んだことで知られるジョエル・リトル(Joel Little)が手がけた“Switch”には、“OTW”でも共演したアトランタの人気シンガー/ラッパー/プロデューサー、タイ・ダラー・サイン(Ty Dolla $ign)がバックコーラスで参加。他にも、“Sorry”の冒頭には、若手女性ラッパーのティエラ・ワック(Tierra Whack)の声をフィーチャー。Instagramにフルで投稿できるよう全ての曲を1分という短さで統一した『Whack World』で話題を呼んでいるティエラ・ワックは、6LACKが今月から12月にかけて行っているワールド・ツアーにも同行している。

Switch”を手がけたジョエル・リトル以外の『East Atlanta Love Letter』の制作陣は、シンゴード(Singawd)やフォワードスラッシュ(fwdslxsh)、ビズネス・ボーイ(Bizness Boi)といった前作『FREE 6LACK』からの続投組に加え、ドクター・ドレー『Compton』を始め、ドレイク、J・コールらを手がけてきたカーディアック(Cardiak)、カニエ・ウェスト『The Life Of Pablo』への貢献で知られるDJDS、ドレイク『Views』や『More Life』にも参加したストゥー(Stwo)、ドレイクやリル・ウェインらのヒットを手がけてきたT・マイナス(T-Minus)といった人気プロデューサーの名前も。

『East Atlanta Love Letter』のアートワークには、昨年2月に誕生した愛娘を抱っこ紐で抱えた6LACKの姿が写っている。彼は、この最新作について、「今回のアルバムにおける目標は、愛について、心からの会話をすること。いいことについても、そうでないことについても。なぜなら、愛とは一方だけで構成されるものではないから」などと説明、またInstagramでは、「娘にも感謝したい。これを読むことはまだできないけど。俺のやること全て、君のためのこと、あるいは君からインスパイアされたことだ」などと綴っており、子供の誕生にも大きく影響を受けた作品となったようだ。

1. Unfair [prod. by Stwo]
2. Loaded Gun [prod. by Bizness Boi & Cardiak]
3. East Atlanta Love Letter (feat. Future) [prod. by Yakob]
4. Let Her Go [prod. by Bizness Boi, Ekzact & Prep Bijan]
5. Sorry [prod. by fwdslxsh & Yakob / add'l prod. by Pink Skies / skit by Tierra Whack]
6. Pretty Little Fears (feat. J. Cole) [prod. by T-Minus / add'l prod. by Yakob]
7. Disconnect [prod. by Yakob, Singawd & Harry Edwards]
8. Switch [prod. by Joel Little / bgv by Ty Dolla $ign]
9. Thugger’s Interlude [prod. by Bobby Johnson / add'l prod. by Singawd & Yakob]
10. Balenciaga Challenge (feat. Offset) [prod. by Singawd & Onlyxne]
11. Scripture [prod. by fwdslxsh, Gravez, Singawd, Harry Edwards & Daniel Crtsno]
12. Nonchalant [prod. by Stwo / add'l prod. by LucianBlomkamp]
13. Seasons (feat. Khalid) [prod. by Dave Bayley / add'l prod. by Singawd, LucianBlomkamp & Yakob]
14. Stan [prod. by DJDS]