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エミネム、新作『カミカゼ』で9作連続の全米アルバム総合チャート初登場1位を達成

Eminem - Kamikaze

世界セールスが1億枚を越える「ヒップホップ・モンスター」ことエミネム(Eminem)が8月末にサプライズ発表した最新作『Kamikaze』が、全米アルバム総合チャートで初登場1位となった。

エミネムは8月末、事前の予告なしに全13曲を収録したニュー・アルバム『Kamikaze』をサプライズ・リリース。昨年12月に発表した『Revival』からわずか8ヵ月というインターバルで届けられたこの新作は、ビースティ・ボーイズが30年以上前に発表したデビュー・アルバムにして金字塔『Licensed To Ill』を思わせるアートワークもさることながら、気鋭の若手プロデューサーやアーティストの抜擢、加えて「スリム・シェイディが戻ってきた」と感じさせる、かつての攻撃的なリリックも話題を呼んでいる。

このエミネムの最新作は、発売数日後の予測では、1週目の記録は36万ユニット(1ユニット=アルバム1枚相当)と見積もられ、9月15日付の全米アルバム総合チャートで初登場1位は確実視されていた。そしてこの最新全米アルバム総合チャートの結果が発表され、予測どおり見事、初登場で1位を獲得。これでエミネムは、2000年5月発売の『The Marshall Mathers LP』から、『The Eminem Show』(2002年)、『Encore』(2004年)、『Curtain Call: The Hits』(2005年)、『Relapse』(2009年)、『Recovery』(2010年)、『The Marshall Mathers LP 2』(2013年)、そして前作『Revival』(2017年)、この『Kamikaze』と、9作連続で全米アルバム総合チャート初登場1位を手にした。すでにエミネムは前作の時点で、8作連続で初登場1位となるのは史上初の快挙だと報じられていたが、さらにこの記録を伸ばした格好だ。エミネムは全英アルバム・チャートにおいても、レッド・ツェッペリンやABBAによる8作連続初登場1位の記録を上回り、この『Kamikaze』で史上初の9作連続1位を達成した。

エミネムの『Kamikaze』は、当初の予測を大幅に上回り、1週目はおよそ43万4000ユニットを記録。前作『Revival』の1週目およそ26万7000ユニットをも大幅に超えるデビュー記録となり、前作『Revival』に対する低評価・不評を今作で払拭したことが窺える。この1週目43万4000ユニットという数字は、2018年作品において4番目のデビュー記録であり、ドレイク『Scorpion』(およそ73万2000ユニット)、トラヴィス・スコット『ASTROWORLD』(およそ53万7000ユニット)、ポスト・マローン『beerbongs & bentleys』(およそ46万1000ユニット)に続くもの。

また『Kamikaze』のおよそ43万4000ユニットのうち、実売セールスはおよそ25万2000枚を記録。これも前作『Revival』の1週目およそ19万7000枚を上回る売り上げとなったほか、2018年作品において3番目のビッグセールス作品に。デイヴ・マシューズ・バンド『Come Tomorrow』(およそ28万5000枚)、トラヴィス・スコット『ASTROWORLD』(およそ27万枚)に次ぐ好成績だ。

『Kamikaze』の収録曲がアメリカにおけるストリーミング・サービスで1週間のうちに再生された回数の合計はおよそ2億2550万回を記録。これによるポイントで、およそ16万8000ユニット(有料会員によるストリーミングは1250回再生につき1ユニット、広告付き無料ストリーミングは3750回再生につき1ユニットと換算される)を稼ぎ出している。この2億2550万回というストリーミング再生回数は、前作『Revival』のおよそ8250万回を2倍以上も上回る成績で、エミネムにとって最大の記録に。また、2018年において8番目の週間ストリーミング再生回数となった。

なお、この2018年は、2月3日付チャート以降、ラップ楽曲が半年以上に渡る32週連続で首位をキープするなどヒップホップ人気が顕著になっているが、2018年のアルバム週間ユニット数上位5作品も、現時点でドレイク『Scorpion』、トラヴィス・スコット『ASTROWORLD』、ポスト・マローン『beerbongs & bentleys』、エミネム『Kamikaze』、J・コール『KOD』とすべてラップ作品が占める形となっている。