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シック新作にテディ・ライリー、クレイグ・デイヴィッド、レディー・ガガらの参加が確定 [update]

CHIC - It's About Time

ナイル・ロジャース(Nile Rodgers)率いるシック(CHIC)のおよそ26年半ぶりとなる新作『It’s About Time』がいよいよ今月リリースされるが、そのトラックリストが明らかになり、ゲスト参加アーティストが判明した。

世界的ヒットとなっただけでなく、第54回グラミー賞のレコード・オブ・ザ・イヤーにも輝いたダフト・パンク(Daft Punk)“Get Lucky”への参加をきっかけに、ディスコ~ブギー・ファンク再燃の動きと共に近年再評価されているナイル・ロジャース。若手アーティストからのオファーも殺到するなど勢いに乗る中、ナイル・ロジャースがここ数年をかけて制作に打ち込んでいるのが、現在も「シック featuring ナイル・ロジャース」名義でライブ活動を続けているシックの新作だ。

70年代に「おしゃれフリーク」(“Le Freak”)、「グッド・タイムス」「ダンス・ダンス・ダンス」といったヒットを生んだことで知られる同グループだが、ナイル・ロジャースは2014年末、彼と共に数々のヒットを生んだ故バーナード・エドワーズ(Bernard Edwards)が存命していた70年末~80年代初期頃の「紛失していたシックのアナログ・デモテープ」を発掘したと報告。これを元にシックの新作『It’s About Time』を制作すると発表し、翌2015年3月には、“I’ll Be There”と“Back In The Old School”の新曲2曲をシングルとしてリリースした。

しかし、当初は2015年6月発売予定としていた新作『It’s About Time』は、60代のナイル・ロジャースの体調面の問題もあり、度重なる延期を繰り返すことに。2016年末には、「史上もっとも影響力のあったディスコであるスタジオ54の40周年」であり、デビュー・アルバム『Chic』発売40周年となる2017年中にリリースすることを約束したものの、ナイルの右腎臓にがんが見つかったことにより再び延期へ。

体調をすっかり快復させたナイル・ロジャースは、2018年内の『It’s About Time』の発売を約束していたが、いよいよ9月に発売される運びとなった。今年6月の時点では9月7日発売となっていたのが、現時点では9月28日発売とやや延期されているが、1977年のシックのデビュー作『Chic』をオマージュしたアートワークが公開されたのに続き、ついにトラックリストが明らかに。12月には英国ツアーが行われることも発表され、今度こそ『It’s About Time』のリリースは確実のようだ。

そして注目されるのは、ゲスト参加アーティスト。以前から数多くのアーティストたちとのレコーディングが伝えられていたが、トラックリストが公開されたことにより、これで確定と言えるだろう。ネイオ(NAO)、ステフロン・ドン(Stefflon Don)、ムラ・マサ(Mura Masa)、コーシャ(Cosha)や、ヴィック・メンサ(Vic Mensa)、ランチマニー・ルイス(LunchMoney Lewis)、ヘイリー・スタインフェルド(Hailee Steinfeld)など、ほぼ20代の若手が中心となっているほか、クレイグ・デイヴィッド(Craig David)、エミリー・サンデー(Emeli Sandé)、エルトン・ジョン(Elton John)など英国勢が多い。他にもレディー・ガガ(Lady Gaga)、またリミキサーとしてテディ・ライリー(Teddy Riley)の名前まで並ぶ。

ナイル・ロジャースは以前に、ブルーノ・マーズ(Bruno Mars)とのレコーディングを認めているが、ブルーノが作家/プロデューサーとして関わっているのか、あるいはブルーノが参加した楽曲が未収録になったのかは現時点では不明。ほかにも、チャカ・カーン(Chaka Khan)、ミゲル(Miguel)、ジャネル・モネイ(Janelle Monáe)、ディスクロージャー(Disclosure)らの名前も過去に挙がっていたが、こちらがどうなったのかも不明だ。

『It’s About Time』からのリード曲“Till The World Falls”には、デビュー・アルバム『Mura Masa』が今年のグラミー賞候補にもなったエレクトロ~ダンス・ミュージック系プロデューサー/DJの新鋭ムラ・マサに加え、ムラ・マサ作品の常連ボンザイ(Bonzai)改めコーシャ、カニエ・ウェストやチャンス・ザ・ラッパーらとの共演でも知られる米ラッパーのヴィック・メンサが参加。ナイル・ロジャースとムラ・マサが共同プロデュースしたディスコ・チューンで、ソングライターとしてアンダーソン・パーク(Anderson .Paak)や、ムラ・マサやディスクロージャーとの共演でも知られる新進女性R&Bシンガーのネイオ、も関わっている。また、正式リリースはまだだが、TV番組では“Boogie All Down”もすでに披露されており、こちらはネイオをフィーチャーしている。

レディー・ガガが参加した“I Want Your Love”は、トム・フォードの女性服2016年春夏コレクションのプロモーション映像用に制作され、2015年に映像で発表されたものと同じだと見られる。この“I Want Your Love”は、シックの78年の名曲をリメイクしたものだった。エミリー・サンデーとエルトン・ジョンの共演となる“Queen”は、ダイアナ・ロスのために1983年に書き下ろしたものの、「自分で“女王”というタイトルの曲は歌えない」と断られたものだとか。

ナイル・ロジャース&シックの新作『It’s About Time』は、1992年3月に発表された『Chic-ism』以来、シックのオリジナル・スタジオ・アルバムとしてはおよそ26年半ぶりとなる。なお、『It’s About Time』のプロジェクトが始動した当初、2015年3月に発表された“I’ll Be There”と“Back In The Old School”の2曲は未収録となる模様。

[9/7 update: 予約がスタートし、正式なトラックリストが公開されたので一部トラックリスト表記を訂正。なお、クレジットを見る限り、ブルーノ・マーズは実際には制作には参加していない模様]

1. Till The World Falls (feat. Mura Masa, Cosha & Vic Mensa)
2. Boogie All Night (feat. NAO)
3. Sober (feat. Craig David & Stefflon Don)
4. Do You Wanna Party (feat. LunchMoney Lewis)
5. Dance With Me (feat. Hailee Steinfeld)
6. I Dance My Dance
7. State Of Mine (It’s About Time) [feat. Philippe Saisse]
8. Queen (feat. Elton John & Emeli Sandé)
9. I Want Your Love (feat. Lady Gaga)
10. “New Jack” Sober (feat. Craig David & Stefflon Don) [Teddy Riley Version]