アレサ・フランクリン葬儀でスティーヴィー・ワンダー、チャカ・カーンらが追悼パフォーマンス [update]

先週16日に亡くなったアレサ・フランクリン(Aretha Franklin)の葬儀が現地時間で31日に行われるが、スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)ら19組による追悼パフォーマンスが行われることが発表された。
アレサ・フランクリンは、すい臓がんとの闘病の末、現地時間で今月16日(木)の午前9時50分、自宅にて亡くなった。76歳だった。訃報の前には、13日にAP通信など一部のメディアが、アレサ・フランクリンが危篤になった、死が迫っているなどと報じ、多くの著名人が彼女の快復を祈っていたが、帰らぬ人となった。
バラク・オバマ元米大統領も「国宝」と讃えるなど、歴史に名を刻むこの偉大なシンガーの葬儀が、現地時間で8月31日、午前10時より地元デトロイトの[Greater Grace Temple]で行われる。そこで、豪華アーティストたちが彼女の生を祝福し、ライブ・パフォーマンスを捧げることが明らかになった。フランクリン家の代理人が発表したところによると、危篤報道直後にアレサを見舞ったスティーヴィー・ワンダーや、アレサ・フランクリン伝記映画で主演することも決まっていたジェニファー・ハドソン(Jennifer Hudson)を始め、チャカ・カーン(Chaka Khan)、ロナルド・アイズリー(Ronald Isley)、ファンテイジア(Fantasia)といったソウル/R&Bシンガーたちから、クラーク・シスターズ(The Clark Sisters)、ヨランダ・アダムス(Yolanda Adams)、マーヴィン・サップ(Marvin Sapp)、シャーリー・シーザー(Shirley Caesar)、ジェニファー・ホリデイ(Jennifer Holiday)、ヴァネッサ・ベル・アームストロング(Vanessa Bell Armstrong)、ターシャ・コブス・レオナード(Tasha Cobbs-Leonard)といったゴスペル歌手、さらにフェイス・ヒル(Faith Hill)など19組が出演するという。
[8/30 update: アリアナ・グランデもライブ・パフォーマンスに参加することが決定。また、AP通信によりこの葬儀の模様がインターネット生中継される予定で、デトロイト・フリープレス紙のサイト freep.com等で観られる予定]
またこの前日の8月30日には、同じくデトロイトのチェン・パークにてトリビュート・コンサートも開催される。こちらにはグラディス・ナイト(Gladys Knight)、フォー・トップス(The Four Tops)、ジーン・カーン(Jean Carne)、ジョニー・ギル(Johnny Gill)、アンジー・ストーン(Angie Stone)、ラヒーム・デヴォ―ン(Raheem DeVaughn)、キエラ・シアード(Kierra Sheard)、ディーディー・ブリッジウォーター(Dee Dee Bridgewater)などが出演するとのこと。
アリアナ・グランデ&ザ・ルーツが、亡くなったアレサ・フランクリンへの追悼として“A Natural Woman”を披露。新作『Sweetener』プロモのために出演したTV番組の中で。また番組中には、新作よりファレル制作の“R.E.M.”をザ・ルーツの演奏でちらっと歌う場面も。 [live video] https://t.co/xnbuRJmiJ0 pic.twitter.com/zB8SS5bwUW
— bmr (@bmr_jp) 2018年8月17日
アレサ・フランクリンの孫が、亡くなるおよそ5ヵ月前、今年3月に撮影されたアレサのホームビデオを公開。自宅で鍵盤を弾きながら歌っている姿が確認できます。pic.twitter.com/3qxiFp8gKW
— bmr (@bmr_jp) 2018年8月23日