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J・コール、フライロー、スティーヴ・レイシーらも参加 マック・ミラーが新作を発表 [全曲フル試聴可]

Mac Miller - Swimming

近年はアリアナ・グランデとの交際・破局も大きな話題となった26歳の天才ラッパー/プロデューサー、マック・ミラー(Mac Miller)が、およそ2年ぶりの新作『Swimming』を3日にリリースした。

ラッパーとしてだけでなくプロデューサーとしての才能も誇り、自らの作品だけでなく、アブ・ソウル、SZAらの楽曲のプロデュースも務めてきたマック・ミラー。2011年、19歳で発表したデビュー・アルバム『Blue Slide Park』は、地元ピッツバーグのインディ・レーベルからのリリースながら全米アルバム総合チャートで初登場1位を獲得するという異例の大ヒットとなり、かの米経済誌のフォーブス誌が「インディ音楽の救世主か?」という特集記事を組むなど破格の活躍を見せた。2014年にはWarner Bros. Recordsとのメジャー契約を手にし、一部で1000万ドル(当時およそ12億円)とも報じられた巨額の契約金も話題に。

2015年にメジャー・デビュー作『GO:OD AM』、2016年にメジャー第二弾作『The Divine Feminine』と順調にリリースを重ねてきたマック・ミラーは、彼にとって初のトップ10ヒットとなった“The Way”で共演したアリアナ・グランデとの交際でも注目の的に。昨年8月のアリアナ・グランデの来日公演にもサプライズ出演するなど仲睦まじい様子を見せていたが、今年5月に破局。およそ2年に渡って続いた交際が終わったことだけでなく、直後にマック・ミラーが飲酒運転で逮捕されたことや、ひと月後にはアリアナ・グランデが別の男性とスピード婚約したことでもゴシップ欄を賑わせている。

しかしこうした私生活面への注目を振り払うかのように、マック・ミラーがニュー・アルバム『Swimming』を完成させた。マック・ミラーは今年5月末に、“Small Worlds”、“Buttons”、“Programs”の3曲を同時リリースしたのに続き、7月中旬になって、『The Divine Feminine』からおよそ2年ぶりの新作『Swimming』を8月3日にリリースするとアナウンス。「セルフケア、俺は自分を大事にしようと思う」と歌うリード曲“Self Care”が同時に発表された。

さらに続けて、7月末には、前作のリード曲“Dang!”や、“Dang!”に参加していたアンダーソン・パークの“Am I Wrong”などで知られるポーモ(Pomo)がプロデュースした“What’s The Use?”を公開。ブギー・ファンクな仕上がりのこの曲には、やはり前作で“Soulmate”を手がけた「西海岸のブギー大使」ことデイム・ファンク(Dām-Funk)がプロデュースを補佐しているほか、凄腕ベーシストとしての枠を超えてアーティストとしても活躍中のサンダーキャット(Thundercat)がベースを担当、加えてスヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)や、ジ・インターネットのシド(Syd)らが声を交えた、豪華な西海岸ファンクとなっている。

5月に発表された3曲のうち、ジョン・メイヤー(John Mayer)がギターで参加した“Small Worlds”も収録された全13曲の『Swimming』は、ジャズ・テイストなども取り入れメロウになった前作『The Divine Feminine』をさらに深化させたような作品に。前作にも参加したポーモテイ・ビースト(Tae Beast)、ID・ラブ(ID Lab)、エイジャ・グラント(Aja Grant)といったプロデューサー陣が再登板しているのを始め、今回新たに、フィオナ・アップルから2000年代中頃のカニエ・ウェスト作品、近年ではフランク・オーシャン『blonde』も手がけた名匠ジョン・ブライオン(Jon Brion)が参加しており、大半の楽曲に関与。加えて、最新作『KOD』が今年前半に大ヒットした人気ラッパー/プロデューサーのJ・コール(J. Cole)がプロデューサーとして“Hurt Feelings”を手がけている。

さらに、LAの鬼才プロデューサーとして名を馳せるフライング・ロータス(Flying Lotus)、ジ・インターネット最年少メンバーで、ジ・インターネット作品だけでなく、ケンドリック・ラマーのグラミー受賞作『DAMN.』やJ・コールのアルバムを手がけるなど弱冠20歳ながらプロデューサーとしても大活躍中のスティーヴ・レイシー(Steve Lacy)のほか、ラッパーでもあり、ダックワース(DUCKWRTH)のプロデュースも務めるアレクサンダー・スピット(Alexander Spit)といった西海岸の才能を中心に、SZAのプロデュースなどで知られるシカゴのカーター・ラング(Carter Lang)、ブラッド・オレンジ(Blood Orange)としての活躍でも知られるデヴ・ハインズ(Dev Hynes)、ナインス・ワンダー率いるプロデューサー集団=ソウル・カウンシルのエリック・G (Eric G)など多彩な才能が集まっている。

なお、新作をリリースしたばかりのマック・ミラーだが、早くもポスト・マローン(Post Malone)とのコラボレーション・アルバムの構想があることを明かしている。ポスト・マローンとは、サンダーキャット、そして前作に参加していたプロデューサーのフランク・デュークスらと共に最近、LAでジャム・セッションも行ったとか。マック・ミラーは米Rolling Stone誌のインタビューに、「俺とポストは、一緒にアルバムをやろうって話をしてるんだ」と話している。具体的なことは何も決まっていないようだが、今年4月に発表した最新作『beerbongs & bentleys』がアメリカにおける2018年上半期でもっともヒットした作品となるなど絶好調のポスト・マローンとのコラボレーションは、実現すれば大きな注目を集めそうだ。

1. Come Back To Earth

produced by Jon Brion & Mac Miller
co-prod. by Jeff “Gitty” Gitelman

2. Hurt Feelings

produced by J. Cole
additional production by Dev Hynes & Jon Brion

3. What’s The Use?

produced by Pomo
additional production by Dām-Funk
bass by Thundercat
additional vocals by Syd, Snoop Dogg, Thudercat & Dām-Funk

4. Perfecto

produced by Tee WaTT
additional production by Jon Brion

5. Self Care

produced by Nostxglic, DJ Dahi & ID Labs
additional production by Peter Mudge

6. Wings

produced by Alexander Spit

7. Ladders

produced by Pomo & Jon Brion
additional production by Peter Mudge
guitar by Jeff “Gitty” Gitelman
sax by Kenneth Whalum & Fabian Chavez
trombone by Raymond Mason & J.P. Floyd

8. Small Worlds

produced by Tae Beast
additional production by Carter Lang
guitar by John Mayer
organ by Jon Brion
piano by Aja Grant

9. Conversation Pt. 1

produced by Cardo & Yung Exclusive
additional production by Flying Lotus

10. Dunno

produced by Parson Brown
additional production by Jon Brion & Mac Miller

11. Jet Fuel

produced by DJ Dahi, Mac Miller & Steve Lacy
guitar by Steve Lacy

12. 2009

produced by Eric G
vibraphone by Jon Brion
strings arrangement by Aja Grant
contains samples from “Chanté’s Got A Man” as performed by Chanté Moore

13. So It Goes

produced by Mac Miller
additional production by Jon Brion