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ドレイクが4週連続1位の全米シングル・チャート、DJキャレド新曲が初登場5位に

Drake - In My Feelings (video cap)

カナダのスター・ラッパー、ドレイク(Drake)による大ヒット曲“In My Feelings”が、全米シングル総合チャートで4週連続で1位を独占している。

6月29日に発売された最新作『Scorpion』に収録されているドレイクの“In My Feelings”は、『Scorpion』リリース直後に人気インスタグラマーのシギーが始めたダンス・チャレンジ #InMyFeelingsChallenge (別名 #kikichallengeなど)が、ウィル・スミス(Will Smith)やシアラ(Ciara)、ジェームズ・ハーデン、オデル・ベッカム、ケヴィン・ハートなど数々の有名人が挑戦したことで大流行。

この影響で、ドレイクの“In My Feelings”はチャートイン2週目となる7月21日付の全米シングル総合チャートで首位を獲得したほか、引き続き1位となった3週目の7月28日付チャートでは、アメリカで1週間のうちにストリーミング再生された回数が、歴代新記録となるおよそ1億1620万回を記録。チャートイン4週目となる先週の8月4日付チャートでも、アメリカの週間ストリーミング再生回数(単曲)で歴代2位となるおよそ1億620万回の再生回数を記録し、“In My Feelings”の強さを示した。

そして今週発表された最新の8月11日付の全米シングル総合チャートでも、引き続きドレイクの“In My Feelings”は1位に。これで4週連続での1位獲得となった。ドレイクは最新作『Scorpion』が全米アルバム総合チャートで5週連続1位を獲得、“In My Feelings”の前は“Nice For What”が全米シングル総合チャートの首位を手にしており、5週連続でシングル、アルバム両方のチャートを同時制覇している。

もっともドレイクの“In My Feelings”は、ラジオ・エアプレイ数は増しているものの、ストリーミングの週間再生回数はついに1億回の大台を切り、デジタル・ダウンロード数も減少。やや勢いに陰りが見えてきたが、先週にはついにミュージック・ビデオが公開#InMyFeelingsChallengeの発起人であるシギーを始め、通算8週1位となったドレイクの“Nice For What”でサンプリングされたビッグ・フリーダ(Big Freedia)から、タレントのララ・アンソニーや女優のフィリシア・ラシャドまでがカメオ出演したこのビデオは、アメリカのYouTubeチャートでも急上昇ランキング1位となるなど大反響を呼んでおり、“In My Feelings”の栄華に貢献することになりそうだ。

一方、アメリカのYouTubeチャートで、楽曲ランキング、ミュージック・ビデオ・ランキング共に今週1位となったシックスナイン(6ix9ine)の“FEFE”は、最新の8月11日付の全米シングル総合チャートで3位に上昇。これによりシックスナインはキャリア最高位を更新した。

昨年12月に商業デビュー曲“Gummo”が最高12位を記録した22歳の新進ラッパーによるこの曲は、ドレイクの“Nice For What”などのプロデュースで知られるマーダ・ビーツ(Murda Beatz)らが手がけ、人気女性ラッパーのニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)をゲストに迎えるという強力な布陣の新曲。先週の8月4日付チャートで初登場4位となるなど、リリース当初から大好評だが、特に音楽ストリーミング・サービスを中心に勢いが拡大しており、アメリカで1週間のうちにストリーミング再生された回数は、前週比44%増もの伸びを見せており、およそ6580万回再生となった。このストリーミングの急増は、“FEFE”が現在一般的な金曜リリースではなく、日曜の7月22日リリースとなったため、先週の8月4日付チャートではチャート集計対象となったのが5日間に留まっており、8月11日付で初めて7日間フルで集計されたことが大きいと見られる。

また、最新の8月11日付の全米シングル総合チャートのトップ5には、マイアミのベテランDJ/プロデューサー、DJキャレド(DJ Khaled)の新曲“No Brainer”が初登場。

ベテランDJでありレーベル経営者でもある人脈を生かして、アルバムには毎回豪華アーティストが数十組も参加することで知られるDJキャレドは、昨年、ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)、チャンス・ザ・ラッパー(Chance the Rapper)、リル・ウェイン(Lil Wayne)、ミーゴスのクエヴォ(Quavo)という人気者4名をゲストに迎えた“I’m The One”が全米シングル総合チャートで初登場1位となるなど大ヒット。続けて、リアーナ(Rihanna)とブライソン・ティラー(Bryson Tiller)参加の“Wild Thoughts”が初登場4位、最高2位の大ヒットとなったことも記憶に新しい。

7月27日にリリースされたDJキャレドの最新シングル“No Brainer”は、婚約が大きな話題となっているジャスティン・ビーバー、今月初来日を果たすグラミー受賞アーティストのチャンス・ザ・ラッパー、ソロとしても活躍しているクエヴォの3名がゲスト参加し、ニック・ナック(Nic Nac)が共同プロデュースを務めるなど、大ヒットした“I’m The One”とほぼ同じ陣容で臨んだ楽曲だけに、その注目度は高かったが、“I’m The One”ほどの勢いとはならなかったものの、デジタル・ソング・セールス・チャートで初登場2位となるなどの反響を呼び、全米シングル総合チャートで初登場5位となった。また、この“No Brainer”は、R&Bソング・チャートでは初登場1位となっており、昨年の“Wild Thoughts”に続いてDJキャレドは同チャートで2曲目の1位を手にした。ゲスト参加したジャスティン・ビーバー、チャンス・ザ・ラッパー、クエヴォにとってはこれが初のR&Bソング・チャート1位となる。

先週の8月4日付チャートで9週目にしてトップ10入りを果たしたタイガ(Tyga)の“Taste”は、先週10位から今週9位に上昇。今週8月11日付チャートも、先週に引き続き、全米シングル総合チャートでトップ10の全曲がヒップホップ~R&B関連のアーティストで埋め尽くされている。

なお、初来日公演が決定した20歳の新鋭シンガー・ソングライター、カリード(Khalid)と、フィフス・ハーモニーのノーマーニ(Normani)によるデュエット曲“Love Lies”は、チャートイン24週目にして今週15位まで上昇。同性愛者のサイモンを主人公としたロマンティック・コメディ映画『Love, Simon』に提供され、映画の3月の公開(日本公開は未定)に先駆けて今年2月にリリースされていた同曲は、5月末にトップ40入りしたものの、一時はランクダウンしていたが、7月に入って人気に火が点き、7月21日付チャートで前週46位から25位へと急上昇。先週の8月4日付チャートでは18位とトップ20入りを果たし、じわじわと上昇中だが、今週は15位までランクを上げた。カリードにとっては、ゲスト参加曲を除いたリード・アクトの楽曲として、デビュー曲“Location”の最高16位を上回る、自身最高位となる。ノーマーニはこれが初のソロ名義の楽曲。

このカリード&ノーマーニの“Love Lies”は、ラジオ・エアプレイ・チャートでは今週トップ10入りするなど、ラジオでの人気が牽引しているが、このままシングル総合チャートでトップ10入りを果たすか、注目されるところだ。

Hot 100 全米シングル・チャート トップ10
1.(→) Drake – In My Feelings
2.(→) Cardi B, Bad Bunny & J Balvin – I Like It
3.(↑4) 6ix9ine ft. Nicki Minaj & Murda Beatz - FEFE
4.(↓3) Maroon 5 ft. Cardi B - Girls Like You
5.(-) DJ Khaled ft. Justin Bieber, Chance the Rapper & Quavo – No Brainer
6.(↓5) Post Malone – Better Now
7.(↑8) Juice WRLD – Lucid Dream
8.(↓7) Ella Mai – Boo’d Up
9.(↑10) Tyga ft. Offset – Taste
10.(↓6) Drake – Nice For What

15.(↑18) Khalid & Normani – Love Lies