bmr

bmr>NEWS>ブロックボーイ・JB、ゴールドリンクにVERBALも参加 88rising初のクルー・アルバムが登場 [全曲フル試聴可]

NEWS

ブロックボーイ・JB、ゴールドリンクにVERBALも参加 88rising初のクルー・アルバムが登場 [全曲フル試聴可]

88rising - Head In The Clouds

日系アメリカ人が立ち上げたニューヨーク拠点の映像プラットフォーム/メディアで、アジア系による音楽やカルチャーを世界に発信していることで注目を集める88risingが、所属アーティストを中心とした初のクルー・アルバム『Head In The Clouds』を20日に発表した。

この88risingは、日系アメリカ人のショーン・ミヤシロが中心となって始まった映像プラットフォーム/メディアで、現在はレーベルやマネジメント会社としても機能している。エッジ―なメディアとして知られるVICEで働き、VICE内のエレクトロ系プラットフォーム Thumpの立ち上げに関わったショーン・ミヤシロは、韓国系アメリカ人ラッパーのダムファウンデッドらと共にアジア系アーティストのムーヴメントを起こそうとして動き始め、2015年に88risingを設立した。

ちょうどこの2015年は、韓国のキース・エイプ(Keith Ape)が、日本のKOHHやLOOTAらを迎えて発表した“It G Ma”が米国内で話題になった年でもあり、後に発表されたリミックス・バージョンにはエイサップ・ファーグらと共にダムファウンデッドも参加している。そしてこの波に乗り、88risingはYouTubeで様々なビデオを次々と公開していく。特に、注目を集めたのが、アメリカの有名ラッパーや、注目を集め始めた新進ラッパーたちにアジア系アーティストの楽曲を聞かせたり、ミュージック・ビデオを見せて、その感想を語らせるという企画で、こうしたUSの人気アーティストを巻き込む形でアジア系アーティストの認知度を急激に高めていった。特にインドネシアのラッパー、リッチ・ブライアン(Rich Brian, 当時はリッチ・チガ)が2016年、18歳の時に発表した“Dat $tick”はバイラル・ヒットを記録。ファレル・ウィリアムスの注目を集め、彼のラジオ番組に呼ばれるまでに話題となった。

映像制作、メディア・プラットフォームであり、音楽レーベル、マネジメント会社、マーケティング会社と多岐に渡る顔を持ち、SNS時代のスピード感に合わせて次々と新たなコンテンツを生んでいった88risingは次第に、88rising自体が「ブランド」となり、ブルームバーグ、フォーブスといった経済誌からも取り上げられるまでに。

近年は88rising名義での世界ツアーも行い、9月22日にはロサンジェルスで初の主催音楽フェスティバル〈Head In The Clouds〉を開催するまでに成長した彼らが、この音楽フェスに合わせて初のクルー・アルバム『Head In The Clouds』を7月20日にリリースした。

全17曲となるこの『Head In The Clouds』は、インドネシアのラッパー、リッチ・ブライアンを始め、中国の4人組ヒップホップ・グループであるハイアー・ブラザーズ(Higher Brothers)、大阪出身・ニューヨーク在住のオーストラリア系日本人シンガーのジョージ(joji)、インドネシア出身の女性シンガーであるニキ(NIKI)といった88rising勢が中心となっているが、他にも88risingの精神を表現するかのように様々なアーティストたちが駆けつけている。日本とジャマイカの血を引くらしいロンドン出身のエレクトロ系DJで、ハイアー・ブラザーズとも共演しているハリキリ(HARIKIRI)、LAのコリアタウンを拠点とするシンガーのオーガスト・オーエイト(AUGUST 08)、タイ出身の若手スター、プム・ヴィプリット(Phum Viphurit)、さらには日本からVERBALも参加。

他にも、キース・エイプやフェイマス・デックス(Famous Dex)といった88risingと縁のある顔ぶれから、ドレイクとの“Look Alive”が全米シングル・チャート最高5位の大ヒットとなったブロックボーイ・JB (BlocBoy JB)を筆頭に、ゴールドリンク(GoldLink)、プレイボーイ・カーティ(Playboi Carti)といったアメリカの若手ラッパーたちもフィーチャー。現行USシーンを牽引するヒットメイカーたちもサウンドを提供しており、幅広くヒップホップ~R&Bファンに訴求する内容となっている。

なお、ハイアー・ブラザーズは8月に初来日も決まっており、国内都市型フェスティバル〈SUMMER SONIC〉の8月19日(日)の関東公演に出演するほか、8月17日(金)には新木場スタジオコーストにて単独公演も決定。クルー・アルバム『Head In The Clouds』には不参加のようだが、88risingから最新作を発表している日系アメリカ人ラッパー/サックス奏者/プロデューサーのセン・モリモト(Sen Morimoto)も、19日(日)の〈SUMMER SONIC〉関東公演に出演するほか、20日(月)に代官山SPACE ODDで単独公演が決定している。

また一方で、日本のKOHHが、88risingのフェス〈Head In The Clouds〉に加えて、これを起点とした北米ツアー〈88 Degrees & Rising Tour〉の全公演に出演することも決まっており、アジア、そして日本のヒップホップの波が世界に拡大しつつあることが88risingを通して感じられる。

1. “La Cienega” – joji & NIKI

2. “Red Rubies” – Rich Brian, Yung Bans, Higher Brothers, Yung Pinch & Don Krez

3. “Swimming Pool” – Higher Brothers & 03 Greedo

4. “Peach Jam” – joji & BlocBoy JB

5. “midsummer madness” – Joji, Rich Brian, Higher Brothers & AUGUST 08

6. “Plans” – NIKI & Vory

7. “History” – Rich Brian

8. “Lover Boy 88” – Phum Viphurit & Higher Brothers

9. “Poolside Manor” – AUGUST 08 & NIKI

10. “Beam” – Rich Brian feat. Playboi Carti [prod. by Murda Beatz & Southside]

11. “Let It Go” – Higher Brothers & BlocBoy JB

12. “Disrespectin” – Rich Brian, Higher Brothers & AUGUST 08

13. “Warpaint” – NIKI

14. “I Want In” – AUGUST 08 & NIKI

15. “Japan 88” – Famous Dex, Keith Ape & VERBAL

16. “Nothing Wrong” – Higher Brothers & HARIKIRI feat. Goldlink

17. “Head In The Clouds” – joji