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フライング・ロータス監督映画『KUSO』が8月に日本上陸 1週間限定公開

Flying Lotus - KUSO

ロサンジェルスの鬼才プロデューサー、フライング・ロータス(Flying Lotus)が初めて長編映画で監督を務めたということで話題の映画『KUSO』が、8月の来日に合わせて、1週間限定で日本で上映されることが発表された。

2014年には、ハービー・ハンコックやサンダーキャット、カマシ・ワシントン、ミゲル・アトウッド・ファーガソンといった一流ミュージシャンたちを起用し、ビート・ミュージックに生演奏を融合させた先鋭的なブラック・ミュージックとして新たな地平を切り拓く『You’re Dead!』を発表し、グラミー賞候補になるなど高く評価されたフライング・ロータス。ケンドリック・ラマーのグラミー受賞作『To Pimp A Butterfly』でのプロデュースや、渡辺信一郎監督の『ブレードランナー ブラックアウト 2022』の音楽の担当を始め、長らく待たれているハービー・ハンコックの新作にも関わっているほか、自身のレーベル Brainfeederには、最新作『Drunk』が絶賛されたサンダーキャットらを抱えるだけでなく、2016年にPファンクの総帥ジョージ・クリントンと契約したことでも驚かせるなど、世代やジャンルを超えて話題を呼んでいる。

この8月には国内都市型フェスティバル〈SUMMER SONIC〉の前夜に開催されるオールナイト・フェス〈SONIC MANIA〉にて〈Brainfeeder Night In SONICMANIA〉を開催し、フライング・ロータス、サンダーキャット、ジョージ・クリントン&パーラメント/ファンカデリック、ジェイムスズーらが出演することも話題だが、この来日に合わせ、Brainfeederの設立10周年を記念した企画が開催される。

まず〈SONIC MANIA〉の1週間前には、Brainfeederのポップアップ・ショップが日本初上陸渋谷スペイン坂のGALLERY Xにて8月10日(金)~12日(日)の期間限定オープンとなるが、ここでしか手に入らない10周年記念グッズを始め、レアな輸入グッズ、入手困難だった人気グッズの復刻品などのBrainfeederグッズが発売されるという。また、Brainfeeder関連のアート作品の展示を始め、Brainfeeder作品の日本における発売元であるBEAT RECOREDSのガレージセールなども同時開催されるとのこと。加えて、初日にはオープニングパーティが開催予定で、Brainfeeder好きのDJがスペシャルセットを披露するとか。

そして、このポップアップ・ショップで一部映像が解禁されるのが、フライング・ロータス監督映画『KUSO』。フライング・ロータスとして初の長編映画監督作品となるこの映画は、フライング・ロータスだけでなく、エイフェックス・ツイン(Aphex Twin)、さらには人気ゲーム『サイレントヒル』シリーズなどの音楽で有名な山岡晃らが音楽を担当し、ジョージ・クリントンや実力派ラッパーのバスドライバー(Busdriver)も出演するということで話題に。

2017年1月にサンダンス映画祭でプレミア上映された際は、映画祭の公式ページで、「度肝を抜く映像から、吐きそうになるエフェクトまで、『KUSO』はあなたが観たことを忘れることができないような類の映画です」と紹介されたほか、米メディアのThe Vergeが「史上もっとも気持ち悪い映画」と評するなど、フライング・ロータスの独特のアート観が賛否を呼んだ『KUSO』。この問題作もまた、日本に上陸。『KUSO』が渋谷シネクイントにて8月18日(土)から1週間限定で公開されることが決まった。タイトルの『KUSO』は、「shit」の日本語訳である「糞」に由来しているとされ、劇中では「これはアートだ。これはシットだ。アートはシットなんだ」と語られる場面もあるが、『KUSO』のポスターには「サンダンス映画祭にて退出者続出! 前代未聞の《糞》映画、ついに日本上陸!」とのコピーが躍っており、観る人を選ぶ作品ながら、好奇心が刺激される上映となりそうだ。

なお、〈SONIC MANIA〉だけでなく、フライング・ロータスは〈SUMMER SONIC〉の8月19日(日)関西公演に、サンダーキャットとジョージ・クリントン&パーラメント/ファンカデリックは〈SUMMER SONIC〉の8月19日(日)関東公演にも出演することが決まっている。