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デュア・リパらの「レトロ・リミックス」が話題のInitial Talk、Monday満ちるとの人気曲が7インチ化

Initial Talk - Star

デュア・リパの大ヒット曲“New Rules”を80年代風に仕立てたリミックスが海外で大反響を呼んだ結果オフィシャル・リミックスとして発売され、以降、カイリー・ミノーグを筆頭に様々なアーティストからリミックスのオファーを受けているInitial Talk (イニシャル・トーク)。世界から注目を集めるこの日本人プロデューサーが昨年1月に発表したオリジナル曲“Star”が初レコード化され、8月に発売される。

ここ数年、流行りのヒット曲をあえて80年代風にアレンジし、さも当時の楽曲かのように仕立て直した「80sリミックス」、「レトロ・リミックス」が話題を呼んでいる。その先駆者として知られるのは、カナダのトロニックボックス(Tronicbox)や、イギリスのサン・ローラン(Saint-Laurent)らで、トロニックボックスによるジャスティン・ビーバー“What Do You Mean?”の80sリミックスは再生回数600万回、サン・ローランによるカルヴィン・ハリス+リアーナ“This Is What You Came For”の80sリミックスも300万回以上の再生回数を誇る。いずれも、アーティスト写真を加工して80年代風のファッションにしたり、VHS風のエフェクトをかけるなどビジュアル面でも80年代色を強調しているのもポイントだ。

そして彼らと同時期に、同じようなレトロ・リミックスをインターネット上に発表していたのがInitial Talkだ。東京在住のこの日本人プロデューサーの場合、元々は2015年頃から、愛する80年代~90年代のR&B~ポップスの名曲のマッシュアップ・リミックスや、女性シンガーのAISHAをボーカルに据えたマッシュアップ・カバーなどからキャリアをスタート。同時に最新ヒットを80s~90sの名曲とマッシュアップしたリミックスも発表しており、この頃には早くも、ビヨンセやクリスティーナ・アギレラなども手がけるMNEKが、Initial Talkのリミックスを「めっちゃいい!」とSNSでコメントするなど注目を集め始めていた。また、ポーラ・アブドゥルやヴァネッサ・ホワイトのマッシュアップ・リミックスは本人たちも言及、称賛。さらに、スパイス・ガールズとボビー・ブラウンのマッシュアップ・リミックスは、ディプロによる英BBCのラジオ番組などでもレギュラーを務めるDJベンジーらが取り上げたほか、昨年には米Billboard誌による「スパイス・ガールズ“Wannabe”のベスト・リミックス5選」のひとつにも選ばれた。

こうした中、昨年10月末に発表したデュア・リパの“New Rules (Initial Talk 80s Rule Remix)”でInitial Talkは大ブレイク。全英チャート1位を記録したヒット曲“New Rules”を80年代感たっぷりのシンセ・ポップに仕立て直したこのリミックスは、80年代の『ミス・ティーン・カナダ・コンテスト』の映像と組み合わせるという洒落っ気もさることながら、デュア・リパと80sサウンドとの相性の良さも話題となり、11月3日に米音楽メディア FADERが紹介したのをきっかけに、米Billboard誌やOUT、Buzzfeedなどの海外メディアがこぞって紹介。FADERの記事をリツイートしていたデュア・リパ側も早々にInitial Talkにコンタクトを取り、話題になってからわずか3週間で、この大人気を博した80sリミックスをオフィシャル・リミックスとして発売した。

Initial Talkは、英音楽メディア NMEが「悪ふざけのようだが、このリミックスはそれ自体がアメイジング」と評して2017年の年間ベスト・リミックス17選にも取り上げたこの“New Rules (Initial Talk 80s Rule Remix)”を機に、カイリー・ミノーグの2018年作『Golden』からの第一弾シングル“Dancing”の第一弾リミックスを依頼されたほか、デルタ・グッドレム、元ガールズ・アラウドのナディーン・コイルといった様々な海外アーティストのオフィシャル・リミックスを手がけるなどオファーが殺到。あの伝説的プロデューサー・デュオ=ジミー・ジャム&テリー・ルイスのジミー・ジャムからもコンタクトを受けているという。

こうしたリミックスと並行して、オリジナル楽曲も発表しているInitial Talkだが、中でも人気なのが、Monday満ちるをゲストに迎え、80年代のアーバンな薫り漂うディスコ・ファンク的世界観を打ち出した“Star”だ。そして、今年5月にはフランクフルトの新興ニュー・ディスコ系レーベル、NDYD Recordsのコンピレーション『Aperitivo Marittimo』にも収録されたこの人気曲が、ついに7インチ・レコード化。ビクターエンタテインメント内レーベルのplusGROUNDから、8月15日に発売予定となる。

さらにこの“Star”の7インチ・レコードには、同じく海外から評価される日本人プロデューサー、T-Grooveによる“Star”のリミックスも収録される。英ラジオ局 StarpointによるUKソウル・チャートの常連であり、英国を中心にヨーロッパで話題を呼んでいるT-Grooveは、“Star”を得意のフィリー・ディスコ系サウンドにアレンジ。リミックスで高く評価されているInitial Talkだが、これを機にオリジナル楽曲の良さにも注目が集まりそうだ。Jet Set RecordsHMVなどのオンラインショップですでに予約が始まっているが、限定生産ということで早めに確保しておきたいところ。

なおInitial Talkは、“Chasing Highs”が昨年欧州でヒットしたフィンランドのポップ歌手アルマ(Alma)が、ムー(MØ)をゲストに迎えて発表した“Dance With Me”のニュー・ジャック・スウィング風リミックスを制作しており、先日リリースされたばかり。また、D・インフルエンス(D-Influence)のクワメ・クワテン(Kwame Kwaten)がマネジメントを務める英国の新鋭女性シンガー、ルビー・フランシス(Ruby Francis)の“Rush”の90sヒップホップ・ソウル調リミックスも手がけており、こちらはまだ未発表ながら、先日クワメがインターネット・ラジオ番組で初お披露目し、「とんでもないリミックス」と賛辞を送られている。

[Side A]
1. Star (Original Version)
[Side B]
2.Star (T-Groove Remix)