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アリアナ・グランデ2年ぶり新作は8月に 半数をファレルがプロデュース、ミッシーも参加

Ariana Grande - Sweetener

ピート・デイヴィットソンとの婚約が明らかになったことも話題の24歳ポップ・プリンセス、アリアナ・グランデ(Ariana Grande)が、いよいよ2年ぶりの新作『Sweetener』を今夏リリースする。

2016年5月に発表された前作『Dangerous Woman』からは、“Focus”が全米シングル・チャートで最高7位、表題曲“Dangerous Woman”が最高8位、ニッキー・ミナージュとの“Side To Side”が最高4位とヒット曲を連発しており、昨年の第59回グラミー賞ではアルバムと表題曲がそれぞれグラミー候補となるなど好調なアリアナ・グランデ。また、『SING/シング』のエンド・ソング“Faith”でスティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)と共演し、実写版『美女と野獣』でもジョン・レジェンド(John Legend)と共に名曲“Beauty and the Beast”をカバーと、映画のテーマ曲でも話題を振りまいた。

『Dangerous Woman』に続く新作については、2016年の時点ですでに制作に取りかかっていることが明らかになっていたが、今年4月に新曲“No Tears Left To Cry”を発表。“Problem”、“Bang Bang”、“Focus”、“Side To Side”といったアリアナ・グランデの数々のヒットを手がけてきたマックス・マーティン(Max Martin)一派のプロデュースによるこの曲は、5月5日付の全米シングル総合チャートで初登場3位を記録、チャートイン8週目となる今週も9位と好調。また、マンチェスターのシンボルであり、特に昨年5月の爆撃テロ事件以降、ユニフォームや壁面などに描かれ、不屈の象徴として人々を支えてきた働きバチがミュージック・ビデオの最後に登場しており、「流す涙はもうない」と鼓舞するメッセージと共に、あの痛ましい事件を乗り越えようという意思を感じさせる楽曲だと話題になったほか、「雨が降っていても外に出よう」という歌詞に出てくるComin’ Outという言葉や、虹色がアリアナの顔に映っているアートワークなどから、LGBTコミュニティからも支持を得ている。

この“No Tears Left To Cry”は、 『Dangerous Woman』に続く新作『Sweetener』からの第一弾シングルと明かされていたものの、このアルバムの発売日については具体的に発表されていなかったが、第二弾シングル“The Light Is Coming”のリリースに合わせて、『Sweetener』が8月17日発売になることが決定。アートワークが公開されると共に、iTunesなどでの予約も始まり、合わせて新曲“The Light Is Coming”も発表された。

この新曲“The Light Is Coming”は、ヒットメイカーのファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)がプロデュースし、ニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)と再タッグを組んだ楽曲。ファレルとは、カルヴィン・ハリス(Calvin Harris)の昨年作『Funk Wav Bounces, Vol. 1』の“Heartstroke”で共演したほか、キューバの大御所ジャズ・トランペット奏者アルトゥーロ・サンドヴァルが先月発表した『Ultimate Duets』からのリード・シングル“Arturo Sandoval”でも共演したばかりだ。

ファレルが手がけたこの新曲“The Light Is Coming”は、これまでのアリアナ作品とはテイストが異なり、ファレルが昨年再始動させたN.E.R.D.『NO_ONE EVER REALLY DIES』を想起させるサウンドだが、サンプリングされている音声でもN.E.R.D.と共通点がある。“The Light Is Coming”では終始、男性が「you wouldn’t let anybody speak」(あなたは誰にも喋らせようとしない)と喋る音声がサンプリングされているが、これは2009年にCNNが放送した、ペンシルベニア州上院議員(当時)アーレン・スペクターと市民の衝突から抜粋されたもので、スペクターの態度を糾弾する男性の発言だ。

実はファレルは、すでにこの映像から別の部分をサンプリングしたことがあり、それが『NO_ONE EVER REALLY DIES』からのリード曲となったN.E.R.D.とリアーナの“Lemon”。ここでは、スペクターが抗議する男性に対し、「Wait, wait a minute」(ちょっと待って下さい)とたしなめる音声が繰り返しサンプリングされていた。また、ファレルが2015年にBeats 1の自身のラジオ番組の中で公開したバスタ・ライムスの未発表曲“Master Race”でも、このCNNの映像から「you wouldn’t let anybody speak」と「wait a minute」の部分が繰り返しサンプリングされていた。

アリアナ・グランデやファレルがどのような意図を込めて“The Light Is Coming”でこの男性の音声をサンプリングしたかは今のところ不明。しかし、表紙を飾ったFADERのカバーストーリーによると、マンチェスターの爆撃事件の影響で新作の方向性を転換しており、アリアナは新たな挑戦を行ったという。特にファレルの制作曲で新しい側面を見せていくようだ。

FADERのインタビューによれば、新作『Sweetener』の半数はファレルがプロデュースしており、その中にはミッシー・エリオット(Missy Elliott)をゲストに迎えた“Borderline”という楽曲も含まれる。ファレル以外の制作陣は、マックス・マーティン、そしてデビュー・アルバム『Yours Truly』から関わっているトミー・ブラウン(Tommy Brown)が参加しているとのことだ。

なおアリアナ・グランデは、昨年の来日公演にもサプライズで連れてきたマック・ミラー(Mac Miller)と2年近い交際を公にしていたが、今年5月に破局。直後に、人気番組『Saturday Night Live』のキャストでもある24歳のコメディアン/俳優ピート・デイヴィッドソンとの交際が報じられ、すぐに関係を公にしていたが、6月中旬になって婚約したと報じられた。そして今週、ピート・デイヴィッドソンはゲスト出演したTV番組の中で婚約を認め、「コンテストで優勝した気分」と喜びを明かした。アリアナ・グランデの新作『Sweetener』には、彼のことを歌った“Pete”というインタールード曲も収録予定で、新作では幸せムードも満ちた内容になりそうだ。